シルクロードステークス、勝利ジョッキーコメント。

1着 ファインニードル
川田将雅騎手
「強くなったなと思いました。この間重賞勝った時も内枠で良い競馬してくれたので、そういうイメージでそういう競馬が出来ればなと思っていました。思い通りの位置が取れましたし、リズムも良かったですし、レースの流れも理想的な流れの中で進めていくことが出来たので、何も心配なく道中乗っていました。4コーナーの手応えも良かったですし、本当に良いかたちで道も作れましたし、まだもう一つ動けそうな雰囲気があるので、これを使ってもう1こ良くなってくれるだろうと。(馬体重がけっこう増えていたことについて)そういうところが、もう1つ良くなってきてくれるだろうという印象に繋がります。以前よりもコントロールがきくようになっていますし、その分競馬も上手に組み立てられるようになっていますし、そしてその分良い脚を使えるようになっているので、一番最初にも言いましたが、強くなったなと思いました。これだけ良い内容で走ってくれていますし、重賞2つ目を勝つことが出来ましたから、そういう(G1)舞台でも楽しみな競馬が出来ればいいなと思います。1月の早い段階で1つ重賞を勝たせていただき本当に有り難く思いますし、1年無事に乗り続けながら、皆様の期待に応えられるような競馬を出来るように頑張っていきたいと思いますので、また1年競馬を楽しんでもらいたいなと思います。」

レース結果詳細は下記の通り。

28日、京都競馬場で行われた11R・シルクロードステークス（G3・4歳上オープンハンデ・芝1200m）で4番人気、川田将雅騎手騎乗、ファインニードル（牡5・栗東・高橋義忠厩舎）が、2着に2馬身差をつけ快勝した。2着にセイウンコウセイ（牡5・美浦・上原博之厩舎）、3着にフミノムーン（牡6・栗東・西浦勝一厩舎）。勝ちタイムは1:08.3（良）。

1番人気のダイアナヘイロー（牝5・栗東・福島信晴厩舎）は16着敗退、2番人気のアレスバローズ（牡6・栗東・角田晃一厩舎）は11着敗退。

装蹄師/西内荘担当馬のアットザシーサイドは14着となった。

ファインニードルは好枠を生かして、好位の4、5番手を追走した。逃げた昨年の高松宮記念の覇者、セイウンコイウセイを直線半ばであっさりとかわして1着でゴール。昨年のセントウルステークス以来の重賞制覇となり、3着のフミノムーンまでがアドマイヤムーン産駒のワンツースリーという珍しい決着となった。