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【有馬記念】北村友「主役となって引っ張っていって欲しい」クロノジェネシスが春秋グランプリ制覇

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2020/12/27 21:59

(C)スポニチ

 27日、中山競馬場で行われた暮れのグランプリ、G1・有馬記念は、ファン投票1位で1番人気に支持されたクロノジェネシスが春秋グランプリ制覇を達成した。ゴール前で先に抜け出したフィエールマンをかわすと、外から来たサラキアの追撃を振り切ってゴール。初の中山コースも苦にすることなく力でねじ伏せた。

有馬記念、勝利ジョッキーコメント
1着 クロノジェネシス
北村友一騎手
「馬に落ち着いて欲しいなという思いで、自然体を心がけてコミュニケーションを取りました。少し前かきをしている状態でゲートが開いたんですが、五分に切ってくれたのでそこは良かったなと思います。折り合いもスムーズでしたし、いつもの調教の感じで走れていたので良かったかなと思います。2500m昨日も今日も乗せて戴いて、自分の中で良いイメージを描いて競馬をしました。未対戦の三冠馬がいますので、(来年は)そこに譲らないように主役となって引っ張っていけるような存在であって欲しいなと思います」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 12月27日、中山11Rで行われた第65回有馬記念(3歳上オープン・G1・芝2500m・16頭立て・1着賞金=3億円)は、北村友一騎乗、1番人気、クロノジェネシス(牝4歳・栗東・斉藤崇史)が勝利。春秋グランプリ制覇を達成した。勝ちタイムは2分35秒0(良)。

 2着はサラキア(11番人気)、3着にはフィエールマン(2番人気)が入った。

【中山6R】プロバーティオがダートで2勝目

勝負どころでは抜群の手応え

 ファン投票1位、1番人気に支持された北村友一騎乗、クロノジェネシスが春秋グランプリ制覇を達成した。道中は中団からじっくりと運び、向こう正面から堂々外目を押し上げていくと、勝負どころでは抜群の手応えで進出。直線では馬場の三分どころから力強い差し脚を伸ばし、ゴール前でライバルを競り落として栄光のゴールへ飛び込んだ。

 有馬記念を勝ったクロノジェネシスは、父バゴ、母クロノロジスト、母の父クロフネという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)サンデーレーシング。通算成績は13戦7勝。重賞は19年クイーンカップ(G3)、秋華賞(G1)、20年京都記念(G2)、宝塚記念(G1)に次いで5勝目。鞍上の北村友一騎手、管理する斉藤崇史調教師は共に同レース初勝利。

【全着順】
1着 クロノジェネシス 北村友一
2着 サラキア 松山弘平
3着 フィエールマン C.ルメール
4着 ラッキーライラック 福永祐一
5着 ワールドプレミア 武豊
5着 カレンブーケドール 池添謙一
7着 ペルシアンナイト 大野拓弥
8着 クレッシェンドラヴ 坂井瑠星
9着 オセアグレイト 横山典弘
10着 ラヴズオンリーユー M.デムーロ
11着 ユーキャンスマイル 岩田康誠
12着 キセキ 浜中俊
13着 バビット 内田博幸
14着 オーソリティ 川田将雅
15着 モズベッロ 田辺裕信

(競走中止)
ブラストワンピース 横山武史