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【全日本2歳優駿】北村友「この馬の良さを出せなかった」デュアリストは7着敗退

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2020/12/16 21:19

 断然の1番人気に支持されたデュアリストはまさかの7着に敗れた。スタートで上手くダッシュがつかず、これまでとは違う形、環境の競馬に戸惑ったのか、まったく伸びるところがなく連勝がストップした。

7着 デュアリスト
北村友一騎手
「ゲートの中でガタついてしまって、少し出負けした分、前に入られて今までにない競馬をしてしまったので、この馬のスピードを生かすことが出来なかったです。スタートが本当に一番勿体なかったなと思います。このナイターでこの初めての形で1600mでこういう形のレースをしてしまったので、この馬の良さを今日は出せなかったのが申し訳ないです。距離もどうなのか分からないですけど、最後ちょっと脚が上がっちゃった感じで、1600mもこなしてくれたらいいなと思いますけど…。今日に限ってはやっぱりスタートで遅れてしまって前に入られて、ナイターで初めての形で運んでしまったので、スイッチが入らないままそのまま…っていう感じになってしまいましたね。そこまで砂を被って嫌がるというほど被っていないですし、砂自体は嫌がっているような感じではなかったです」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 16日、川崎競馬場で行われた11R・全日本2歳優駿(Jpn1・2歳オープン・ダ1600m)で2番人気、左海誠二騎乗、アランバローズ(牡2・船橋・林正人)が快勝した。5馬身差の2着にランリョウオー(牡2・浦和・小久保智)、3着にルーチェドーロ(牡2・美浦・高橋裕)が入った。勝ちタイムは1:40.7(良)。

 1番人気で北村友一騎乗、デュアリスト(牡2・栗東・安田隆行)は7着、3番人気で齋藤新騎乗、バクシン(牡2・美浦・齋藤誠)は5着敗退。

【全日本2歳優駿】林正人師「南関東代表してという気持ち強かった」アランバローズが交流G1初制覇

5馬身差圧勝

 2番人気に支持された左海誠二騎乗、アランバローズが圧巻の逃げ切りを演じた。レースではスタートから先手を奪いマイペースの逃げを演出。3コーナー付近から後続を徐々に突き放してセーフティリードを奪うと、直線では完全な一人旅に。中央勢相手に影をも踏ませぬ快走で無傷の5連勝を決めた。

アランバローズ 5戦5勝
(牡2・船橋・林正人)
父:ヘニーヒューズ
母:カサロサーダ
母父:ステイゴールド
馬主:猪熊広次
生産者:大狩部牧場

【全着順】
1着 アランバローズ
2着 ランリョウオー
3着 ルーチェドーロ
4着 タイセイアゲイン
5着 バクシン
6着 トランセンデンス
7着 デュアリスト
8着 ラストリージョ
9着 アイバンホー
10着 ラッキードリーム
11着 アークエンジェル
12着 リーチ
13着 ギガキング
14着 ナインボール