１３日、中山競馬場で行われた５Ｒ３歳新馬（芝１６００メートル）は、ロードカナロア産駒の４番人気・エピックスター（牡３、田村＝母ラッキーレディ）が後方からの差し切りを決めた（勝ち時計１分３７秒１）。

スタートはマズマズだったが、その後は行き脚がつかず後方から。外を回って少しずつポジションを上げていき、直線で大外に持ち出されると、メンバー最速の上がりで豪快に差し切ってみせた。

田村調教師は「能力があるのは分かっていましたが、他の馬を気にしたりと気難しい面があるのが課題でした。ジョッキー（柴田善）にはそのあたりを伝えておいたのですが、さすがでしたね。前半は馬の少ないところでフワフワ運んで、最後だけ集中させるような乗り方をしてくれました。ロードカナロア産駒ですけど、こう現状ですから、今後はもう少し距離を延ばしてもいいのかなと思っています」と振り返った。