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【スワンS】岩田康「気づいたら楽勝」カツジが堂々の逃げ切り

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2020/10/31 21:50

 31日、京都競馬場で行われたG2・スワンステークス、11番人気のカツジが逃げ切りで嬉しい重賞2勝目をマークした。単勝1万4370円と波乱の決着となった。

スワンステークス、勝利ジョッキーコメント
1着 カツジ
岩田康誠騎手
「オファーがあった時から、絶対勝ってやろうという気持ちでこの日を待っていました。G1馬並みの追い切りもしていましたし、まだ奥がありそうだなというのもありましたし、ゲートを出てから考えようという気持ちもあったので、ゲートもスムーズに出てくれて、この馬の力を信じて乗りました。手応えというよりこの馬のリズムですよね。馬場も選びながら、そこまで4コーナー過ぎまで自分のリズムで行ってくれれば直線は自分の進路も余裕があったので外にも出せました。けっこう後ろからの影がずっと気になっていたのでいつかなと思ったら、気がついたら楽勝でした。この勢いに乗ってもっと馬が自信を付けてくれればいいんじゃないかなと思います」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 31日、京都競馬場で行われた11R・スワンステークス(G2・3歳上オープン・芝1400m)で11番人気、岩田康誠騎乗、カツジ(牡5・栗東・池添兼雄)が快勝した。1馬身差の2着にステルヴィオ(牡5・美浦・木村哲也)、3着に2番人気のアドマイヤマーズ(牡4・栗東・友道康夫)が入った。勝ちタイムは1:21.2(良)。

 1番人気で松山弘平騎乗、サウンドキアラ(牝5・栗東・安達昭夫)は、10着敗退。

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マイルCS優先出走権獲得

 11番人気で岩田康誠騎乗のカツジがまんまと逃げ切った。前半から35秒台とゆったりとしたペースでじわっとした逃げに。15頭を引き連れて強豪各馬を相手に直線に向くと、2着にステルヴィオ、3着にアドマイヤマーズとG1各馬を引き連れて堂々と逃げ切り、2018年4月のニュージーランドトロフィー以来の嬉しい勝利となった。このレースの1着馬にはマイルチャンピオンシップの優先出走権が与えられる。

カツジ 17戦3勝
(牡5・栗東・池添兼雄)
父:ディープインパクト
母:メリッサ
母父:ホワイトマズル
馬主:カナヤマホールディングス
生産者:岡田スタツド

【全着順】
1着 カツジ
2着 ステルヴィオ
3着 アドマイヤマーズ
4着 アルーシャ
5着 シヴァージ
6着 キングハート
7着 カテドラル
8着 ベステンダンク
9着 メイショウオーパス
10着 サウンドキアラ
11着 ボンセルヴィーソ
12着 レインボーフラッグ
13着 プロディガルサン
14着 スマートオーディン
15着 ロケット
16着 タイムトリップ