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【東京大賞典】福永「逃げるか早め先頭か…」ケイティブレイブ粘りきれず3着まで
2017/12/29 17:45
最終的に1番人気に支持されたケイティブレイブだったが、直線逃げるコパノリッキーを捉えることなく、後ろからサウンドトゥルーにも差され3着までという競馬に終わった。福永祐一騎手は「逃げるか早め先頭かという指示だった」と語り、イメージ通りの競馬は出来たが、最終的には「勝ち馬が強かった」とやりきったと同時に半ば諦めの表情で検量室を後にした。
3着 ケイティブレイブ
福永祐一騎手
「逃げるか早め先頭かという指示でした。結果行けなかったんですが、流れを作った中での2番手でしたし指示通り乗れたと思います。早めに捕まえに行ったけど捕まえられなかったです。勝ち馬が強かったですね。タフな競馬でしたが最後まで頑張ってくれました。」
レース結果、詳細は下記の通り。
29日、大井競馬場で行われた10R・東京大賞典(G1・3歳上・ダ2000m)で3番人気、田辺裕信騎手騎乗、コパノリッキー(牡7・栗東・村山明厩舎)が、2着に3馬身差をつけ快勝した。2着に2番人気のサウンドトゥルー(せん7・美浦・高木登厩舎)、3着に1番人気のケイティブレイブ(牡4・栗東・目野哲也厩舎)。勝ちタイムは2:04.2(良)。
悔いのない走りをしてコパノリッキーが見事に有終の美を飾った。スタートから迷いなくハナを奪いに行き、前々走の短距離戦の効果なのか、あっさりとケイティブレイブとの先手争いを制した。道中は淀みない流れで進むも手応えは抜群で直線へ。過去の結果から、このレースはあまり相性の良さが無いとも囁かれたが、最後は3馬身ほど突き放す完勝劇でゴール。同馬が初G1を制覇したフェブラリーステークスの時も田辺ジョッキーだったが、最後もこの男でのG1締め。派手なガッツポーズが出るほどの喜びを表現し、嬉しい有終の美となった。
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