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【富士S】福永「自分の馬のリズムを守って」ヴァンドギャルドが重賞初制覇

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2020/10/24 21:54

(C)スポニチ

 24日、東京競馬場で行われたG2・富士ステークスは、5番人気に支持されたヴァンドギャルドが鋭い決め脚を繰り出して大外から差し切り。嬉しい重賞初制覇を飾った。

富士ステークス、勝利ジョッキーコメント
1着 ヴァンドギャルド
福永祐一騎手
「懸念していたスタートも上手に出れましたし、良いポジションで流れに乗れていましたので、返し馬の感触も非常に良かったので手応え通り伸びてくれれば勝てるんじゃないかなという感じでは乗っていました。思ったよりも縦長になりましたけども、あくまでも自分の馬のリズムを守っている中での走りをさせようと思っていましたので、あまり前は気にならなかったです。1週前の追い切りで久しぶりに跨ったんですけど、正直そこまで感触良くなかったのでそれを伝えて、厩舎側がよくレースまで良い状態まで持って来てくれたなと思います。入れ込みなんかは以前よりはマシですね。もっとこうパドックでまたがってから大暴れしてましたからね。G2を勝つことが出来ましたので、次G1に向かうことになろうかと思いますけど、強い相手にも結果出してくれましたからね、まだまだこれから楽しみですね。ヴァンドギャルドが良い走りをしてくれて、勝つことが出来たということは非常に嬉しかったです」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 24日、東京競馬場で行われた11R・富士ステークス(G2・3歳上オープン・芝1600m)で5番人気、福永祐一騎乗、ヴァンドギャルド(牡4・栗東・藤原英昭)が快勝した。1.1/4馬身差の2着にラウダシオン(牡3・栗東・斉藤崇史)、3着にケイアイノーテック(牡5・栗東・平田修)が入った。勝ちタイムは1:33.4(良)。

 1番人気で戸崎圭太騎乗、サトノアーサー(牡6・栗東・池江泰寿)は9着、2番人気で柴田大知騎乗、スマイルカナ(牝3・美浦・高橋祥泰)は10着敗退。

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ディープインパクト産駒

 5番人気に支持された福永祐一騎乗、ヴァンドギャルドが見事に差し切り重賞初制覇を飾った。前2頭が前半を33秒台で飛ばしていくハイペースの中を中団でしっかりと折り合い、直線では大外からスパート。ラスト100mから先頭に立ち、並居る強豪を見事に差し切った。鞍上の福永祐一騎手は、明日の菊花賞で無敗の三冠に挑戦。大一番を前に、勢いのつく1勝となった。

ヴァンドギャルド 13戦5勝
(牡4・栗東・藤原英昭)
父:ディープインパクト
母:スキア
母父:Motivator
馬主:社台レースホース
生産者:社台ファーム

【全着順】
1着 ヴァンドギャルド
2着 ラウダシオン
3着 ケイアイノーテック
4着 ペルシアンナイト
5着 タイセイビジョン
6着 モズダディー
7着 レイエンダ
8着 ワーケア
9着 サトノアーサー
10着 スマイルカナ
11着 ブラックバゴ
12着 シーズンズギフト