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【南部杯】栗田徹調教師「馬に感謝」アルクトスが交流G1初制覇!

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2020/10/12 19:24

 12日、盛岡競馬場で行われた交流G1・マイルチャンピオンシップ南部杯は、6番人気に支持されたアルクトスが悲願のG1制覇を飾った。ゴール前ではモズアスコットとの大接戦を制し、並居る強豪各馬を力でねじ伏せるような走りを披露した。勝ちタイムは1分32秒7とレコードタイムを記録した。

1着 アルクトス
栗田徹調教師
「昨年の雪辱を果たしましたが、うれしい気持ちより馬に感謝、かかわった方々に感謝の方が大きいです。昨年まで体質が弱くピンポイントでしかレースを使えませんでしたが、今年は体質強化。レースを使いながらローテーションを組めるようになりました。昨年2着後は歯がゆいレースが続き、力の足りなさをどう克服するか、調教メニューを変えたりしました。それでワンランク上がることができたと思います。次走は武蔵野ステークスを考えていましたが、今回の結果から改めてオーナーと相談したいと思っています。」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 12日、盛岡競馬場で行われた11R・南部杯(Jpn1・3歳上オープン・ダ1600m)で6番人気、田辺裕信騎乗、アルクトス(牡5・美浦・栗田徹)が快勝した。クビ差の2着に2番人気のモズアスコット(牡6・栗東・矢作芳人)、3着にモジアナフレイバー(牡5・大井・福永敏)が入った。勝ちタイムは1:32.7のレコードタイム(稍重)。

 1番人気で松若風馬騎乗、サンライズノヴァ(牡6・栗東・音無秀孝)は、4着敗退。

【南部杯】田辺「余裕を持って進めた」アルクトスが交流G1初制覇!

昨年2着からの雪辱

 アルクトスが悲願のG1制覇を飾った。JRAから7頭ダート界のトップクラスが揃ったレースで堂々と抜け出した。道中は4番手の位置で気持ちよく追走し、勝負どころでも抜群の手応えで外から進出。先に抜け出しを図ったモズアスコットに襲い掛かった。一進一退の攻防がゴールまで続き、大きなフットワークでねじ伏せるように差し切った。1番人気に支持された昨年の覇者、サンライズノヴァは4着に敗れた。

アルクトス 17戦8勝
(牡5・美浦・栗田徹)
父:アドマイヤオーラ
母:ホシニイノリヲ
母父:シンボリクリスエス
馬主:山口功一郎
生産者:須崎牧場

【全着順】
1着 アルクトス
2着 モズアスコット
3着 モジアナフレイバー
4着 サンライズノヴァ
5着 ワンダーリーデル
6着 ゴールドドリーム
7着 ワイドファラオ
8着 ヒガシウィルウィン
9着 インティ
10着 イダペガサス
11着 スカイサーベル
12着 モンサンルリアン
13着 パンプキンズ
14着 リンクスゼロ
15着 ナラ
16着 キタノイットウセイ