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【武豊日記】迷いなく参戦するつもりです
2020/9/18 22:18
凱旋門賞は10月の第1日曜日。今年は現地時間4日に行われます。ディアドラが出走を表明していて、すでに日本での馬券発売も決まっています。
去年の4着馬で、インターナショナルS、パリ大賞典などを勝っているジャパン(牡4歳、エイダン・オブライエン厩舎)を、日本のオーナー、キーファーズが共同所有した話題は以前にもお伝えしましたが、この馬が現在出否未定。前哨戦のチャンピオンSを5着したあとの体調を丁寧に見ている段階のようです。出走、となって、騎乗オファーをいただいたら、ボクは迷いなく参戦するつもりです。帰国後に2週間の自宅待機があるとしてもです。それほどの夢が、凱旋門賞には詰まっていると思っています。
ローズステークスはデゼルに騎乗
さて、日本の競馬は、今週がローズSで来週が神戸新聞杯。レース名からG1の足音が聞こえてきて、秋競馬がいよいよ盛り上がってくる季節感なのですが、依然として無観客競馬が続いており、ファンの皆さんには正直申し訳ない気がします。相手が目に見えないウイルスなのがもどかしいところですが、一日も早く平常化してほしいのは皆さんと同じ気持ちです。
ローズSで騎乗するデゼルは、ボクが乗ってデビュー戦を勝った馬。ディープインパクト産駒で、母はフランスのG1馬という良血です。トップスピードはいかにもこの血統という速さがあり、夏を越してどれほど成長したのか、レースが楽しみです。
(C)武豊オフィシャルサイト