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【北九州記念】福永「ブリンカーは大正解」レッドアンシェルが重賞2勝目

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2020/8/23 21:45

(C)スポニチ

 23日、小倉競馬場で行われたG3・北九州記念は、8番人気に支持されたレッドアンシェルが豪快な差し切りを見せて重賞2勝目をマークした。1番人気のG1馬、モズスーパーフレアは2着、3番人気に支持された武豊騎乗のトゥラベスーラは伸びきれず6着、藤田菜七子騎乗のラブカンプーは16着大敗となっている。

北九州記念、勝利ジョッキーコメント
1着 レッドアンシェル
福永祐一騎手
「いつも手応え良く進むんですけど、追ってから手応えほど伸び切れてなかったので今回からブリンカーを装着してもらいました。その効果は返し馬の段階から顕著に表れていましたので、今日は良い脚使ってくれると思っていました。あまりポジションは狙っていかないでおこうと思っていたので、出たなりのポジションの中で脚を溜めて終始進んでいたんですけど、前の馬がちょっとどっちに行くのか分からない感じだったので、その動きを待ってから追い出して良い脚を使ってくれました。本来のパフォーマンスを発揮出来ればこのメンバーの中でも全然引けは取らないと思っていましたし、ここ数戦ちょっと追ってから頑張れないところがあったんですけど、今日はブリンカーの効果もあって馬が良い時の走りをしてくれていましたので、ブリンカー装着は大正解だったと思います。重賞二つ勝っている馬ですからG1に向けて順調にいってくれればと思います」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 23日、小倉競馬場で行われた11R・北九州記念(G3・3歳上オープン・ハンデ・芝1200m)で8番人気、福永祐一騎乗、レッドアンシェル(牡6・栗東・庄野靖志)が快勝した。1.3/4馬身差の2着に1番人気のモズスーパーフレア(牝5・栗東・音無秀孝)、3着にアウィルアウェイ(牝4・栗東・高野友和)が入った。勝ちタイムは1:07.8(稍重)。

 2番人気で松山弘平騎乗、タイセイアベニール(牡5・栗東・西村真幸)は、9着敗退。

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トップハンデも克服

 8番人気に支持された福永祐一騎乗のレッドアンシェルが鋭い末脚を繰り出して差し切り。嬉しい重賞2勝目を飾った。レースでは中団のインでじっくりと脚を溜めて、勝負どころでも上手く馬群を捌いていきスパートを開始。馬場の真ん中から豪快な末脚を繰り出して一気に突き抜けた。1番人気のG1馬、モズスーパーフレアは軽快に前半を32.4で飛ばしていく展開を作ったが、ゴール前まで粘り込むも2着だった。

レッドアンシェル 19戦6勝
(牡6・栗東・庄野靖志)
父:マンハッタンカフェ
母:スタイルリスティック
母父:Storm Cat
馬主:東京ホースレーシング
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 レッドアンシェル
2着 モズスーパーフレア
3着 アウィルアウェイ
4着 クライムメジャー
4着 アンヴァル
6着 トゥラヴェスーラ
7着 ジョーカナチャン
8着 プリディカメント
9着 タイセイアベニール
10着 メイショウキョウジ
11着 ブライティアレディ
12着 マイネルグリット
13着 ダイメイプリンセス
13着 メジェールスー
15着 ジョイフル
16着 ラブカンプー
17着 ゴールドクイーン
18着 カリオストロ