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【小倉記念】長岡「ホッとしています」人馬共に重賞初V!

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2020/8/16 21:38

(C)スポニチ

 16日、小倉競馬場で行われたG3・小倉記念は、10番人気に支持された伏兵のアールスターが最内を強襲して重賞初制覇を飾った。鞍上の長岡禎仁騎手も嬉しい重賞初勝利となった。

小倉記念、勝利ジョッキーコメント
1着 アールスター
長岡禎仁騎手
「一番はこうやって大きい舞台に乗せてくれたオーナーさん、杉山先生、厩舎スタッフに感謝の気持ちを伝えたかったので、こういう形で結果を残せてすごくホッとしています。位置取りはすごく良い位置で競馬を出来ていましたし、道中も良い手応えでずっと回ってきてくれたので、後は僕が進路を探すだけだなと思ったので、それに馬が反応してくれていました。(ゴール盤過ぎた時は)まさか僕が…美浦所属で、栗東に来させていただいて、こういうチャンスをいただけるなんて思ってもなかったですし、こういう形で乗せてくれた人に恩返し出来てホッとしたのが大きかったです。アールスターは競馬自体、僕は初めて乗せていただくんですけど、調教ではずっと乗せていただいていて、この馬の成長とかも常にずっと見てきていたので、調教からずっとコミュニケーション取って自信持って競馬に臨むことが出来ました。今こういう状況で無観客という形が続いていますけど、ちょっとでも皆さんの娯楽とか楽しさに繋がればいいなと思っています。また観客が入れるようになった時は応援よろしくお願いします」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 16日、小倉競馬場で行われた11R・小倉記念(G3・3歳上オープン・ハンデ・芝2000m)で10番人気、長岡禎仁騎乗、アールスター(牡5・栗東・杉山晴紀)が快勝した。1馬身差の2着にサトノガーネット(牝5・栗東・矢作芳人)、3着にアウトライアーズ(牡6・美浦・小島茂之)が入った。勝ちタイムは1:57.5(良)。

 1番人気で武豊騎乗、ランブリングアレー(牝4・栗東・友道康夫)は6着、2番人気で川田将雅騎乗、サトノルークス(牡4・栗東・池江泰寿)は11着敗退。

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ロードカナロア産駒

 10番人気に支持された長岡禎仁騎乗のアールスターが波乱を演出した。道中は6番手付近、最内でじっと我慢して進み、勝負どころで各馬が仕掛けていく中でもワンテンポ遅れる形で内ラチ沿いからスパートを開始。終始経済コースを通り、直線の攻防でもポッカリと開いた最内から一気の伸び脚を見せて突き抜けた。終始ロスのない捌きが勝利を呼び込んだ。

アールスター 18戦4勝
(牡5・栗東・杉山晴紀)
父:ロードカナロア
母:ウェーブクイーン
母父:サツカーボーイ
馬主:KRジャパン
生産者:若林牧場

【全着順】
1着 アールスター
2着 サトノガーネット
3着 アウトライアーズ
4着 アメリカズカップ
5着 ノーブルマーズ
6着 ランブリングアレー
7着 ショウナンバルディ
8着 ロードクエスト
9着 レイホーロマンス
10着 サラス
11着 サトノルークス
12着 タニノフランケル
13着 サマーセント
14着 ミスディレクション