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【中京記念】酒井「僕自身が1番驚いている」最低人気メイケイダイハードが抜け出す波乱!

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2020/7/19 22:06

(C)スポニチ

 19日、阪神競馬場で行われたG3・中京記念は最低人気のメイケイダイハードが波乱を演出。直線で抜け出すと後続の追撃をクビ差凌ぎ切り、函館記念に続いてこのレースでも3連単300万超えの決着となった。

中京記念、勝利ジョッキーコメント
1着 メイケイダイハード
酒井学騎手
「本当に馬が何より頑張ってくれたと思います。人気は全然気にしてなかったですし、全然やれないタイプじゃないだろうなと思って、今日の馬場も意外とこなせる感じじゃないかなと思って乗っていましたので、人気を意識せず乗れたのも良かったんですかね。先生の方からも休み明けというのもあるし、ちょっとレース前、装鞍所なんかでも入れ込みがあったので、あんまりスタートから出して行ったりすると、ちょっと噛むかもしれないということだったので、回りの馬を見ながら行きました。近くに、前の方にミッキーブリランテが見えたので、それを目標にレースを進めて行く感じでした。(直線は)ビュっとは伸びなかったですけど、それでも本当にしぶとく最後まで馬自身が一生懸命、一生懸命そこで辛抱しようという走りはしてくれていましたし、外から馬の気配も感じたんですけれども、それでもメイケイダイハード自身も諦めずに本当にゴール盤までしっかり走ってくれたおかげでこの1着という結果が付いてきたと思います。(この勝利は)何より僕自身が1番驚いていますけれども、今、ファンの方がいらっしゃらなくて中々この競馬場の熱気というのも暑さというのも伝わりにくいかもしれないですけれども、本当に馬たちもこの暑い中一生懸命、一生懸命走ってくれていますし、何より早くこの競馬場にファンの方が戻ってきてくれることを祈っていますので、またその時には沢山の声援を送りに現地まで足を運んでほしいなと思います」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 19日、阪神競馬場で行われた11R・中京記念(G3・3歳上オープン・ハンデ・芝1600m)で18番人気、酒井学騎乗、メイケイダイハード(牡5・栗東・中竹和也)が快勝した。クビ差の2着にラセット(牡5・栗東・庄野靖志)、3着にエントシャイデン(牡5・栗東・矢作芳人)が入った。勝ちタイムは1:32.7(良)。

 1番人気で北村友一騎乗、ギルデッドミラー(牝3・栗東・松永幹夫)は6着、2番人気で川田将雅騎乗、ソーグリッタリング(牡6・栗東・池江泰寿)は7着敗退。

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重賞初制覇

 最低人気のメイケイダイハードが大波乱を巻き起こした。直線での攻防では外からあれよあれよと前をかわしていき、後続の追撃を振り切ってゴール。単勝は163倍、3連単は330万2390円と波乱を演出した。

メイケイダイハード 28戦5勝
(牡5・栗東・中竹和也)
父:ハードスパン
母:メイケイソフィア
母父:キングカメハメハ
馬主:名古屋競馬
生産者:浦河小林牧場

【全着順】
1着 メイケイダイハード
2着 ラセット
3着 エントシャイデン
4着 ケイアイノーテック
5着 ミッキーブリランテ
6着 ギルデッドミラー
7着 ソーグリッタリング
8着 ストーミーシー
9着 ディメンシオン
10着 ブラックムーン
11着 ロードクエスト
12着 リバティハイツ
13着 ハッピーアワー
14着 プリンスリターン
15着 ペプチドバンブー
16着 レッドレグナント
17着 トロワゼトワル
18着 ベステンダンク