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タイムフライヤーが2年半ぶりの勝利

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2020/7/12 22:20

タイムフライヤー(2017ホープフルS)

 12日、函館競馬場で行われたマリーンステークスで、2番人気に支持されたルメール騎乗のタイムフライヤーが豪快な差し切りを決めた。昨年のエルムステークスでダート転向以来、ダートでは初勝利、勝ち星は芝G1のホープフルステークス以来、約2年半ぶりの勝利で、ここに来てハーツクライ産駒らしい更なる成長した姿を見せた。

【マリーンS】タイムフライヤーが完勝!ダート初勝利

1歳馬でタイムフライヤーの半弟が募集中

タイムトラベリング19

 母のタイムトラベリングは競走成績こそ1勝にとどまったが、全兄には数多くのダートG1を勝利したタイムパラドックスがいる、ダートで走れる下地を十分に持った血脈だ。タイムフライヤーもダートで初勝利となったが、今後重賞クラスで活躍する可能性を十分に秘めた走りだった。

 今年のG1サラブレッドクラブでは、タイムトラベリングの19がラインナップされており、父はディープインパクトに変わり募集されている。父ディープ×母父ブライアンズタイムの組み合わせは、ディーマジェスティなどの大物を出しており、父がハーツクライから、ディープインパクトに変わることで、どのような成績を残すのかとても楽しみが大きい1頭だ。