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【ラジオNIKKEI賞】内田博「団野騎手が育ててきた馬」バビットが5馬身差完勝!

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2020/7/5 22:05

(C)スポニチ

 5日、福島競馬場で行われたG3・ラジオNIKKEI賞は、8番人気に支持されたバビットが5馬身差の完勝でまんまと逃げ切った。同馬の鞍上は団野大成騎手で予定されていたが、福島7レースで落馬負傷となり、内田博幸騎手に乗り替わりとなっていた。

ラジオNIKKEI賞、勝利ジョッキーコメント
1着 バビット
内田博幸騎手
「騎手なら任された仕事を精一杯やらなければいけません。本当はこれに乗るはずだった団野騎手が育ててきた馬なので、そういった流れもあり、良い競馬をしてバトンタッチしてあげたいなという気持ちがありました。今日は事故があって乗れなくて自分に回ってきたんですけど、これからまだまだ団野騎手も若いので沢山良い馬も乗れると思うのでこれをバネにしてもらって次なるタイトルを彼も頑張って取ってくれればいいかなと思います。いつも前に行っているので番手でもいいという話もあったんですけど、スタートが速く、良いスタートをしたのに下げる必要もないと思いました。とりあえずリズム良く、なお且つ3、4コーナーからリードしていけばいいかなという感じで思っていたんですけど、4コーナー回った時に手応えも十分あったので、馬の方がどんどん加速してくれました。まさかこんな良いパフォーマンスが出来ると思わなかったんですけど、本当にこの馬の能力を出したんじゃないかなと思います。スピード、スタミナを持ち合わせているので、ペースが速くても大丈夫だと思います」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 5日、福島競馬場で行われた11R・ラジオNIKKEI賞(G3・3歳オープン・ハンデ・芝1800m)で8番人気、内田博幸騎乗、バビット(牡3・栗東・浜田多実雄)が快勝した。5馬身差の2着にパンサラッサ(牡3・栗東・矢作芳人)、3着にディープキング(牡3・栗東・藤原英昭)が入った。勝ちタイムは1:47.3(稍重)。

 1番人気で武豊騎乗、パラスアテナ(牝3・美浦・高柳瑞樹)は4着、2番人気でD.レーン騎乗、グレイトオーサー(牡3・美浦・堀宣行)は10着敗退。

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ナカヤマフェスタ産駒

 8番人気に支持された内田博幸騎乗のバビットが見事な逃げ切りを見せた。最内枠を利して、スタートから先手を主張。ややハイペースかと思わせるレース展開となったが、勝負どころから手を動かしてスパートを開始。直線の攻防では後続の脚音は聞こえることなく、終わってみれば完全な一人旅となり5馬身差の圧勝だった。同馬は団野大成騎手が落馬負傷の為、内田博幸騎手に乗り替わっていた。

バビット 5戦3勝
(牡3・栗東・浜田多実雄)
父:ナカヤマフェスタ
母:アートリョウコ
母父:タイキシャトル
馬主:宮田直也
生産者:大北牧場

【全着順】
1着 バビット
2着 パンサラッサ
3着 ディープキング
4着 パラスアテナ
5着 ルリアン
6着 サクラトゥジュール
7着 アルサトワ
8着 アールクインダム
9着 ベレヌス
10着 グレイトオーサー
11着 コンドゥクシオン
12着 コスモインペリウム