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【武豊日記】キタサンブラックが、晴れて顕彰馬に選出
2020/6/12 21:30
17年の有馬記念優勝を花道として種牡馬になったキタサンブラックが、晴れて顕彰馬に選出されました。いわゆる、殿堂入りです。16年、17年と2年連続で年度代表馬となった栄誉も大変なものですが、殿堂入りはそれにも優る重みを感じます。北島三郎オーナー、清水久詞調教師の喜びを想像しながら、ボクも喜びをかみしめています。
キタサンブラックの産駒は、いよいよ来年競走年齢に達します。キャリアを重ねるほど馬体に磨きがかかって、最後はサラブレッドの理想型と言えるほどの好馬体を誇ったスーパーホースでしたから、その子供たちに早くまたがってみたい。きっと、たくさんの活躍馬を出してくれると期待しています。
2歳新馬戦はダービーの翌週、先週から始まっています。ボクは、今年最初の新馬戦を、ダディーズビビットで勝利。まだ仕上がっている感じではありませんでしたが、それで勝ったのですからさすがはキズナの子です。一旦放牧に出るそうですが、先々が楽しみです。
今週末は東京での騎乗の予定。エプソムカップは、アイスストームが得意の舞台でスタンバイ。G1の谷間の開催ですが、今週もテレビ観戦をよろしくお願いします。
(C)武豊オフィシャルサイト