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【天皇賞・秋】武豊「内にかけた」キタサンブラックが力で押し切る!

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2017/10/29 16:17

天皇賞・秋、勝利ジョッキーコメントは下記の通り。

1着 キタサンブラック
武豊騎手
「この1勝はすごく大きいですね。これだけの馬に乗せてもらっていますから、結果を出せてホッとしています。パドックでまたがって返し馬に行ってから最高の出来だと思いました。(スタートの出遅れ)ゲートに突進してしまって自分で前扉にぶつかってしまって。ああいうスタートなのでそれに対処するしかないですから、競馬は別に必ず前というのは決めていなかったので、出てから状況を見てと思っていました。こういう馬場でもこなしてくれるという自信もありましたし、あそこから外はロスがあるなと思ったので内にかけました。以外と早く先頭にたってしまったので、少し馬も気を抜くところがあったのですが、ただ力のある馬なのでなんとか押し切ってくれると思っていました。今日はキタサンブラックらしい走りが出来たので、当然次ジャパンカップは日本代表というかたちになりますから、連覇目指して頑張りたいですね。」

レース結果詳細は下記の通り。

29日、東京競馬場で行われた11R・天皇賞・秋(G1・3歳上オープン・芝2000m)で1番人気、武豊騎手騎乗、キタサンブラック(牡5・栗東・清水久詞厩舎)が、2着にクビ差で快勝した。2着に2番人気のサトノクラウン(牡5・美浦・堀宣行厩舎)、3着にレインボーライン(牡4・栗東・浅見秀一厩舎)。勝ちタイムは2:08.3(不良)。

出遅れというまさかの事態に場内はどよめいた。キタサンブラックは2コーナーを回って中団後ろめのインという、ここ最近のレース振りからは想像出来ないポジションに収まり、そこからどう巻き返して行くのかに注目が集まった。3コーナーを過ぎたあたりからが圧巻だった。馬場を気にして各馬が外へ行く中、腹を括ったように最内ラチ沿いを通り一気にワープ。直線入り口ではまさかの先頭で回って来る。そこからは馬場を苦にする事なく一気に伸び、追いすがるサトノクラウンを振り切って、栄冠のゴールへ飛び込んだ。

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