29日、京都競馬場で行われた4R・2歳新馬戦（ダ1800m）で8番人気、古川吉洋騎手騎乗、マリオ（牡2・栗東・安達昭夫厩舎）が、2着に1.1/2馬身差をつけ快勝した。2着に7番人気のマンナム（牡2・栗東・西村真幸厩舎）、3着に9番人気のトランシャン（牡2・栗東・大根田裕之厩舎）。勝ちタイムは1:53.9（不良）

1番人気のペプチドシャプネス（牡2・栗東・木原一良厩舎）は6着、2番人気のクリスエステソーロ（牡2・栗東・小崎憲厩舎）は13着となり、3連単47万の大荒れとなった。

マリオはスタートから後方のインを押されながらの追走で、決して手応え良く進んでいるようには見えなかった。直線でもインから追い出されるが、進路がなく外に切り返す展開に。そこからが凄かった。外に出された瞬間から別馬のようになり、矢のように伸びての差し切りV。鮮やかな切れ味だった。