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藤田菜七子が女性騎手年間最多勝記録を20年ぶりに更新!
2017/10/21 18:46
今期JRA12勝目を人気薄のベルモントラハイナであげ、女性騎手が持つ年間最多勝記録を更新した。牧原由貴子元騎手が持つ11勝を超え、20年振りの快挙を達成した。
藤田菜七子騎手コメントは下記の通り。
藤田菜七子騎手
「とても嬉しいです。私自身はそんなに意識していなかったんですけど、まわりの人に最多勝目指して頑張ってねと言ってくださる方が沢山いて、頑張らないといけないなとは思っていました。とても良い脚を使ってくれていたので、最後なんとか届いてくれという思いで危なかったですけど、勝てて良かったです。沢山の馬に乗せていただいて、沢山の方に感謝しないといけないなと思いますし、もっともっと技術をあげて、もっと頑張っていこうと思います。同期のほうが沢山数も勝っていますし、まだまだもっと勝てるレースも沢山あったと思うので、そのへんは同期にも後輩にも負けたくないですし、もっと勝って頑張っていかないといけないなと思います。今年まだ残りあるので、もっと勝ち星を積み重ねていきたいですし、もっと沢山勝っていきたいと思います。女性騎手の道をつくってくださった先輩の女性騎手の方々にも感謝したいと思いますし、沢山競馬場に足を運んでくださるファンの方々にも本当に感謝したいと思います。ありがとうございました。」
レース結果、詳細は下記の通り。
21日、新潟競馬場で行われた11R・飛翼特別(3歳上1000万下・ハンデ・芝1000m)で10番人気、藤田菜七子騎乗、ベルモントラハイナ(牝6・美浦・和田正道厩舎)が、2着にアタマ差で快勝した。2着に1番人気のレッドラウダ(牡4・栗東・音無秀孝厩舎)、3着にファド(牝4・美浦・矢野英一厩舎)。勝ちタイムは0:55.1(良)。
2番人気のマイアベーア(牡5・栗東・西村真幸厩舎)は7着敗退となった。
10番人気の伏兵、ベルモントラハイナがゴール寸前で先頭に立ち見事に優勝した。スタートから上手すぎ外ラチ沿いに誘導した藤田菜七子騎手だったが、ゴール前では外、内と進路を迷う場面も。そこから懸命に追われてゴール寸前で馬群を割り、見事な差し切りを見せた。
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