2番人気に支持されたラッキーライラックが＋11キロの余裕のある作りでも2着は確保した。レースでは4番手で流れに乗り前を追いかけたが、直線入り口では反応も一息。厳しいかと思われたが地力で最後はキッチリ伸びてきて意地は見せた。

2着　ラッキーライラック
Ｍ.デムーロ騎手
「残念でした。プラス11キロで余裕がありましたし、ちょっと忙しい感じで3、4コーナーの反応も良くなかったです。直線を向いて手前を替えてからはすごく伸びてくれましたが、勝った馬は楽でしたからね。位置取りや折り合いは良かったです」

　レース結果、詳細は下記のとおり。

　1日、中山競馬場で行われた11R・中山記念（G2・4歳上オープン・芝1800m）で1番人気、横山典弘騎乗、ダノンキングリー（牡4・美浦・萩原清）が快勝した。1.3/4馬身差の2着に2番人気のラッキーライラック（牝5・栗東・松永幹夫）、3着にソウルスターリング（牝6・美浦・藤沢和雄）が入った。勝ちタイムは1:46.3（良）。

【中山記念】横山典「ファンあっての競馬」ダノンキングリーが重賞3勝目

G1馬を凌いでV

　G1馬が5頭と豪華メンバーが揃ったこのレースを制したのはダノンキングリーだった。レースではマルターズアポジーが飛ばしていく中で、離れた単独3番手でレースを展開。勝負どころでも手応え良く進出してあっさりと抜け出し、5頭のG1馬を凌いで見事に押し切った。ラッキーライラックは2着、ソウルスターリングが3着、インディチャンプは4着、ウインブライトは7着と、G1各馬を引き連れるようにゴールした。

ダノンキングリー　8戦5勝
（牡4・美浦・萩原清）
父：ディープインパクト
母：マイグッドネス
母父：Storm Cat
馬主：ダノックス
生産者：三嶋牧場

【全着順】
1着　ダノンキングリー
2着　ラッキーライラック
3着　ソウルスターリング
4着　インディチャンプ
5着　ペルシアンナイト
6着　マルターズアポジー
7着　ウインブライト
8着　ゴールドサーベラス
9着　エンジニア