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【中山記念】福永「楽に2着はあるかと…」インディチャンプは伸び切れず4着

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2020/3/1 22:06

撮影:青山一俊

 昨年の春秋マイル王となったインディチャンプは前を捕まえられずの4着に敗れた。道中は中団で折り合いをつけて手応え良く直線に向いたが前を捕まえられずに流れ込んだ。+16キロ、58キロ、距離と様々な要因は考えられる中でそれなりの脚は使い、次走へ向けて手応えは掴んだ走りだった。

4着 インディチャンプ
福永祐一騎手
「初めてのコーナー4つの競馬でしたが、うまく立ち回ってくれました。スタートを五分に出て、道中は勝ち馬を見る形。4コーナーの手応えもよく、どれくらい伸びてくれるか…、楽に2着はあるか…と思ったのですが…。1800メートルなのか、あるいは58キロなのか…。状態的には中間の稽古の感じが良く、動ける体つきだと思ったのですが、次はもっと良くなりそうだと思ったんです。ですので、次はもっと良い状態で臨めると思います」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 1日、中山競馬場で行われた11R・中山記念(G2・4歳上オープン・芝1800m)で1番人気、横山典弘騎乗、ダノンキングリー(牡4・美浦・萩原清)が快勝した。1.3/4馬身差の2着に2番人気のラッキーライラック(牝5・栗東・松永幹夫)、3着にソウルスターリング(牝6・美浦・藤沢和雄)が入った。勝ちタイムは1:46.3(良)。

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G1馬を凌いでV

 G1馬が5頭と豪華メンバーが揃ったこのレースを制したのはダノンキングリーだった。レースではマルターズアポジーが飛ばしていく中で、離れた単独3番手でレースを展開。勝負どころでも手応え良く進出してあっさりと抜け出し、5頭のG1馬を凌いで見事に押し切った。ラッキーライラックは2着、ソウルスターリングが3着、インディチャンプは4着、ウインブライトは7着と、G1各馬を引き連れるようにゴールした。

ダノンキングリー 8戦5勝
(牡4・美浦・萩原清)
父:ディープインパクト
母:マイグッドネス
母父:Storm Cat
馬主:ダノックス
生産者:三嶋牧場

【全着順】
1着 ダノンキングリー
2着 ラッキーライラック
3着 ソウルスターリング
4着 インディチャンプ
5着 ペルシアンナイト
6着 マルターズアポジー
7着 ウインブライト
8着 ゴールドサーベラス
9着 エンジニア