15日、東京競馬場で行われた9R・東京ハイジャンプ（J-G2・障害3歳上・オープン・芝3110m）で、圧倒的1番人気、石神深一騎手騎乗、オジュウチョウサン（牡6・美浦・和田正一郎厩舎）が、2着に大差で圧勝した。2着に2番人気のグッドスカイ（牝4・栗東・松元茂樹厩舎）、3着にタマモプラネット（牡7・栗東・南井克巳厩舎）勝ちタイムは3:32.5（重）

障害の絶対王者が復活の勝利をあげた。骨折明けとは思えぬ力強い走りで、1頭だけ62キロを背負う厳しい条件の中、飛び抜けた力を発揮した。道中は3番手から1頭大逃げを打った馬を見ながらの難しい展開に。直線に向いてもまだまだ差があったが、そんな差もあっという間に縮まり、気づけば大差の勝利。暮れの中山大障害へ向け、盤石の勝利となった。

1着 オジュウチョウサン
石神深一騎手
「休み明け外枠不利な条件、想定した最低限のポジションでレースは出来ました。（大逃げした馬に）逃げ切られちゃうなと思ったんですが、直線向いた時は大丈夫だなと思いました。」