9日、京都競馬場で行われた3R・メイクデビュー（2歳新馬戦・牝・芝1600m）で2番人気、岩田康誠騎手騎乗、ソシアルクラブ（牝2・栗東・池添学厩舎）が、2着にクビ差をつけ快勝した。2着に1番人気のゴルトキルシェ（牝2・栗東・平田修厩舎）、3着にターフェルムジーク（牝2・栗東・渡辺薫彦厩舎）。勝ちタイムは1:36.9（良）

ソシアルクラブは装蹄師/西内荘の担当馬で、装蹄の感触が良かった馬、月曜版で取り敢えあげた一頭だった。

父キングカメハメハ、母ブエナビスタという、勝利を義務付けられた血統が結果を残した。ソシアルクラブは直線を向いてもまだ後方から数えた方が早いくらいの位置どりで、内か外かで一瞬針路どりを迷うような場面も。外に持ち出した時には、前との差は絶望的かとも思われたが、有り得ない位置からゴール寸前見事強襲。ブエナビスタを彷彿とさせる末脚でデビュー戦を飾った。