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【武豊日記】ビッグプラン

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2020/2/6 22:10

(C)Yushi Machida

 今朝は、来週の共同通信杯を予定しているマイラプソディの追い切り。珍しくキーファーズ代表の松島正昭オーナーが栗東トレセンにいらっしゃっていたので、ボクも張り切って(といっても、いつも通りなのですが)乗ってきました。動きはバッチリ。先週もものすごくいい動きでしたし、放牧に出したことでさらに良くなっているのがわかります。来週の話ですが、クラシックに繋げなければいけないレースなので、そこは結果を求めます。

 松島オーナーがわざわざいらっしゃったのは、もう一つの目的がありました。これも珍しいことなのですが、スポーツ紙各社の記者を呼び寄せての発表があったのです。内容はボクもビックリ。ありがたいことこの上ない、ビッグプランの発表だったのです。

キーファーズが凱旋門賞4着のジャパン所有を発表!

 昨年の凱旋門賞4着馬ジャパン(牡4歳、父ガリレオ、母Shastye、母の父ディンヒル、愛国エイダン・オブライエン厩舎)を、元々のオーナーであるクールモアグループと共有契約を締結したというのです。しかも今年の凱旋門賞の騎乗は武豊に、というリクエスト付きの契約だと言うのですから恐れ入ります。

 ジャパンは、インターナショナルS、パリ大賞典を勝ったG12勝馬で、英国ダービーでも3着に健闘した欧州のトップホースです。主戦はライアン・ムーアですから、共有オーナーのリクエストとはいえ、確実に実現するかはわかりません。それでも、こうしたお話をいただけただけで、涙が出るほどうれしいです。

 囲んだ記者の皆さんから「お値段は?」の質問が出ましたが、そこは松島さんが用意していたようで「オクセンマン!」と答えておられました。郷ひろみの大ヒットソング、「ジャパーン♪」にかけたそれで、ドッと沸いたのはもちろんです。

 アイルランドでも、今日の夕方ぐらいの時間帯でエイダン・オブライエン調教師の発表があるのだそうで、この日記も18時解禁ということで出させていただきました。

(C)武豊オフィシャルサイト