1月29日、川崎競馬場で行われた交流G1・川崎記念は、圧倒的1番人気に支持されたチュウワウィザードが後続に6馬身差をつけて圧巻の勝利。2番人気に支持されたケイティブレイブは6着敗退。

大久保龍志調教師
「ちょっとホッとしました。断然1番人気だったので。前走はチャンピオンズカップで使って東京大賞典見送ってここにしたんですけども、ちょっと疲れを軽く見せたので距離もこっちの2100の方が良いと思っていました。JBC勝った時と同じような状態でもって来れたと思ったので、大外枠がどう出るかなというのはちょっと心配していたんですけれども、道中は期待しながら、3コーナー回るぐらいからもう行けるなという感じで。（チャンピオンズカップで）負けたチュウワウィザード馬たちがいなかったので、ここにはちょっと勝たないとなという正直思っていました。期待に応えてホッとしています。次走は一応ドバイに登録させてもらっているのでそこに選出されればかなと思っています。去年より少しまた馬の方が成長しているのを感じましたし、どこまで強くなるのかまだちょっと見えないところもあるんですけども、今年出る競馬は良い競馬させて結果出していきたいと思いますので応援のほどよろしくお願いします」

　レース結果、詳細は下記のとおり。

　29日、川崎競馬場で行われた11R・川崎記念（Jpn1・4歳上オープン・ダ2100m）で1番人気、川田将雅騎乗、チュウワウィザード（牡5・栗東・大久保龍志）が快勝した。6馬身差の2着にヒカリオーソ（牡4・川崎・岩本洋）、3着にデルマルーヴル（牡4・美浦・戸田博文）が入った。勝ちタイムは2:14.1（不良）。

　2番人気で森泰斗騎乗、ケイティブレイブ（牡7・栗東・杉山晴紀）は、6着敗退。

【川崎記念】森泰斗「流れの割に頑張れなかった…」ケイティブレイブは6着

チャンピオンズカップ4着から巻き返し

　チュウワウィザードが圧倒的人気に応えて川崎記念を制した。大外枠からのスタートだったが促していき上手く3番手に収まったところで勝負があった。終始手応えが良い様子で4角では早め先頭に。直線では完全に一人旅で終わってみれば6馬身差の圧勝でゴールした。

チュウワウィザード　15戦9勝
（牡5・栗東・大久保龍志）
父：キングカメハメハ
母：チュウワブロッサム
母父：デュランダル
馬主：中西忍
生産者：ノーザンファーム

【全着順】
1着　チュウワウィザード
2着　ヒカリオーソ
3着　デルマルーヴル
4着　ミューチャリー
5着　アナザートゥルース
6着　ケイティブレイブ
7着　ミツバ
8着　メイプルブラザー
9着　オールブラッシュ
10着　モズオトコマエ
11着　コウエイワンマン
12着　キタノイットウセイ