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【AJCC】ルメール「勝ったのはG1馬でしょうがない」ステイフーリッシュは完璧な立ち回りも2着

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2020/1/26 22:06

 ステイフーリッシュが完璧な立ち回りを見せてみごとに2着に飛び込んだ。レースではロスなくラチ沿いの2、3番手でじっくりと。終始経済コースという立ち回りでコーナーワークで先頭に立つと、あわや押し切るかという快走。流石にG1馬にはかわされたが、ルメール騎手の見事なさばきが際立ったレースだった。

2着 ステイフーリッシュ
C.ルメール騎手
「逃げ馬の後ろで良いレースが出来ました。3コーナーで外に馬が見えた時も反応が良く、最後まで一生懸命走ってくれました。勝ったのはG1馬なのでしょうがないですね」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 26日、中山競馬場で行われた11R・アメリカジョッキークラブカップ(G2・4歳上オープン・芝2200m)で1番人気、川田将雅騎乗、ブラストワンピース(牡5・美浦・大竹正博)が快勝した。1.1/4馬身差の2着にステイフーリッシュ(牡5・栗東・矢作芳人)、3着にラストドラフト(牡4・美浦・戸田博文)が入った。勝ちタイムは2:15.0(稍重)。

 2番人気で横山典弘騎乗、ミッキースワロー(牡6・美浦・菊沢隆徳)は、4着敗退。なお、4番マイネルフロストは競走中止となっている。

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3角のアクシデントも物ともせず

 グランプリホースのブラストワンピースが力強く抜け出して重賞5勝目を飾った。レースではスムーズに好位を追走するも、三角で先行していたマイネルフロストに故障のアクシデントが発生。直後を追走していたブラストワンピースにも影響があったが、そこから最内に進路を取りスパートを開始。先に抜け出したステイフーリッシュをゴール前でとらえて復活を果たした。

ブラストワンピース 12戦7勝
(牡5・美浦・大竹正博)
父:ハービンジャー
母:ツルマルワンピース
母父:キングカメハメハ
馬主:シルクレーシング
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 ブラストワンピース
2着 ステイフーリッシュ
3着 ラストドラフト
4着 ミッキースワロー
5着 サトノクロニクル
6着 ニシノデイジー
7着 ウラヌスチャーム
8着 スティッフェリオ
9着 ルミナスウォリアー
10着 クロスケ
11着 グローブシアター
(競走中止)マイネルフロスト