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【武豊日記】今週こそ重賞勝ちを決めたいですね
2020/1/24 21:58
先週は小倉競馬の開幕に合わせての、大好きな小倉遠征。金曜日は、午後の早い時間にクリストフ(ルメール騎手)と待ち合わせて、冬の小倉でなければ食べられない、美味しい海の味覚を案内しました。フランス人ものけぞってしまうのが小倉の魚の美味しさで、クリストフも大いに気に入ってくれたようです。
愛知杯(小倉初日のメーンでした)は、騎乗したアルメリアブルームがよく伸びてくれて、勝ちに等しい内容だったんですが、内から凄い脚で伸びてきたのがデンコウアンジュ。クビ差で勝利が逃げて行きました。
デンコウアンジュに騎乗していたのが柴田善臣騎手、53歳。50代騎手の重賞レースでのワンツーは超レアケースで、世界でもないのではと思いましたが、調べてもらったらありました。02年のクイーンカップで、1着シャイニンルビーが53歳の岡部幸雄騎手で、2着オースミバーディーが51歳の坂井千明騎手。足して104歳というのも、この記録の方が上で、改めて恐れ入りましたと思わず頭を下げてしまいました。
6週間という長い開催の小倉ですが、どうやらもう一度行く機会はなさそうです。夏の小倉をクリストフとともに心待ちにしましょうか。
今週末は、土曜中山、日曜京都での騎乗。京都メーンの東海Sは、実力馬インティが待ってくれていますから、今週こそ重賞勝ちを決めたいですね。
(C)武豊オフィシャルサイト