ローズステークス勝利ジョッキーのコメントは下記の通り。

1着 ラビットラン
和田竜二騎手
「前走で能力が高いのは分かっていたので人気は無かったですが、自信をもっていきましたね。ちょっと距離が心配だったので、位置取りも気にせず、流れに乗っていこうかなと思っていました。上手に走ってくれましたし馬も更に良くなっていたので強かったです。自分の折り合いだけ気をつけようと思って、位置取り的にはこの馬にはベストかなと思ったので、あとは終いだけと思ったのですが、全然止まる気配もないですし、突き抜けたという感じです。台風も我慢してくれたので、その点も良かったと思います。(馬場も)そんなに悪くなかったので、この馬にとっては良かったと思います。自分から動いていける馬ではないので展開にも左右されますが、今日も上手に走ってくれたので期待をもっていきたいと思います。」

レース結果、詳細は下記の通り。

17日、阪神競馬場で行われた11R・ローズステークス（G2・3歳オープン・牝・芝1800m）で8番人気、和田竜二騎手騎乗、ラビットラン（牝3・栗東・角居勝彦厩舎）が、2着に1.1/4馬身差をつけ快勝した。2着にカワキタエンカ（牝3・栗東・浜田多実雄厩舎）、3着にリスグラシュー（牝3・栗東・矢作芳人厩舎）。勝ちタイムは1:45.5（良）。

1番人気のファンディーナ（牝3・栗東・高野友和厩舎）は6着敗退となった。
2番人気のモズカッチャン（牝3・栗東・鮫島一歩厩舎）は7着敗退となった。

和田竜二と500万クラスを勝ち上がったばかりの新星、ラビットランが大外から豪快に突き抜け、秋華賞へ向け名乗りを上げた。世代屈指の好メンバーが揃ったこのレースで衝撃のパフォーマンスを発揮。ゴール前には1番人気のファンディーナも、元々のお手馬モズカッチャンもおらず、逃げたカワキタエンカを楽々差し切って優勝。台風をも吹き飛ばす勢いの末脚を見せ、本番にへ向け視界良好となった。