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【フォワ賞】ルメール「最後の200mは止まってしまった」サトノダイヤモンド4着敗退

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2017/9/11 10:57

凱旋門賞へ向け暗雲が立ち込めた。サトノノブレスが先手を取り、ラビットのような形でサトノダイヤモンドを先導し、日本勢2騎が引っ張り理想的な展開のように見えた。直線でも手応え良く映り、あとは抜け出すだけといった所でヨーロッパの各馬が後方から襲いかかる。全く抵抗出来ないまま脚があがり、無念の4着敗退となった。本番へ向け、どう立て直してくるのかが注目される。

4着 サトノダイヤモンド
C.ルメール騎手
「長い休み明けで馬場も重たかった。100パーセントの状態ではない中では良く走ったけど、最後の200mは止まってしまった。」

レース結果詳細は下記の通り。

10日、フランスのシャンティイ競馬場で行われた凱旋門賞の前哨戦、7R・フォワ賞(G2・4歳上・芝2400m)に日本からC.ルメール騎手騎乗のサトノダイヤモンド(牡4・栗東・池江泰寿厩舎)、川田将雅騎手騎乗のサトノノブレス(牡7・栗東・池江泰寿厩舎)が出走した。

過去にはオルフェーヴル、エルコンドルパサーなどの名馬がここを勝って本番に向かっており、凱旋門賞と同じコース、同じ距離で、日本でもおなじみのステップレースに確勝を期して挑んだ。

サトノダイヤモンドが最内から、サトノノブレスが3番と内枠からスタート。昨年の覇者シルバーウェーヴ、ドイツのG1を勝っているチンギスシークレット、今年のガネー賞を勝っているクロスオブスターズと、少頭数もG1勝ち馬などが出揃った好メンバーとなった。

チームオーダーが認められているヨーロッパの競馬で同じサトノ勢がどのような競馬をするのか注目されていた。レースはほぼ揃ったスタートから、好スタートのサトノの2頭が行き、1、2番手を取った。ときより川田騎手が後ろをうかがいながらサトノノブレスは逃げの手を打ち各馬を引っ張る展開に。超スローペースで進み、楽な手応えで4コーナーからサトノダイヤモンドが徐々に並びかけ、手応えは抜群のように映った。手応えを見る限りいつ抜け出すかという感じにも見受けられたが、後続からの追撃、追い比べから徐々に遅れを取り、サトノダイヤモンドは4着敗退となった。サトノノブレスは最下位。勝ちタイムは2:35.86

レース結果
1着 チンギスシークレット(ドイツ)
2着 クロスオブスターズ(フランス)
3着 タリスマニック(フランス)
4着 サトノダイヤモンド(日本)
5着 シルバーウェーヴ(フランス)
6着 サトノノブレス(日本)

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