京成杯オータムハンデ、勝利ジョッキーのコメント下記の通り。

1着 グランシルク
田辺裕信騎手
「いい馬に乗せていただいて、この馬自身サマーマイルの優勝の権利が少し残っているというのも、多少気になってはいました。自分の馬の折り合いとはいうのは乗せて戴くのが初めてだったので分からなかったのですが、ハナ行く馬とそれを追いかけていく馬というのである程度予想は出来ていたので競馬しやすかったですね。いつも追い出しにもたもたしているような印象があったので少し早めに動かしていったのですが、それでも最後までしっかり脚使ってくれました。この馬自身、賞金加算できたので、大きいところも胸張って使えると思うので、馬もまだまだ元気ですし、これから関東のマイルの最前線を走って欲しいですね。」

レース結果詳細下記の通り。

10日、中山競馬場で行われた11R・京成杯オータムハンデキャップ（G3・3歳上オープンハンデ・芝1600m）で1番人気、田辺裕信騎手騎乗、グランシルク（牡5・美浦・戸田博文厩舎）が、2着に1.3/4馬身差をつけ快勝した。2着にガリバルディ（牡6・栗東・藤原英昭厩舎）、3着にダノンリバティ（牡5・栗東・音無秀孝厩舎）。勝ちタイムは1:31.6（良）。

苦手と言われていた坂を克服し、3着に入ったダノンリバティ（牡5・栗東・音無秀孝厩舎）は装蹄師、西内荘担当馬で、装蹄の感触が良かった馬・日曜版で取り上げた1頭だった。

2着6回、3着5回、グランシルクが人気に応え、善戦マンを遂に返上した。道中は中団でスムーズに流れに乗り、4コーナーから前と差を一気に詰め末脚を伸ばした。直線半ばで早くも先頭に立ちこれまでの鬱憤を晴らすかのような、すっきりとした勝ち方で重賞初制覇となった。