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【キーンランドC】川田「併せ馬の形になっていれば…」ソルヴェイグ惜しい2着
2017/8/27 22:30
本当に僅かな差だった。ゴール前まではほとんど完璧な競馬。勝ったかと思った所でまさかまさか、9歳馬の激走に遭い、クビ差かわされた所がゴールだった。今日は勝ち馬の切れ味が1枚上だったが、展開のアヤもあった。秋の短距離戦線で十分に主役を張れる能力は証明した。
2着 ソルヴェイグ
川田将雅騎手
「ゲートを潜ろうとして立て直した分、もっさりとしたスタートになってしまいました。それでも行きっぷりは良く、道中は折り合いに注意しながら進めました。インが荒れてきていたため、馬場の良いところギリギリを選びました。直線は追い出してからフワフワするようなところがありました。気持ちがある馬なので、併せ馬のかたちになっていれば良かったと思います。展開上動かざるを得なかったです。最後まで頑張っていますが、勝ち馬のキレ味に屈してしまいました。」
鮫島一歩調教師
「状態も良く、勝ったかと思ったのですが…。悔しいです。本当に頑張っていると思います。スプリンターズステークスに向けて、最低限の賞金を加算できたことは良かったと思います。」
レース結果詳細は下記の通り。
主催者発表のものと照らし合わせください。
27日、札幌競馬場で行われた11R・キーンランドカップ(G3・3歳上オープン・芝1200m)で12番人気、C.ルメール騎手騎乗、エポワス(せん9・美浦・藤沢和雄厩舎)が、2着にクビ差で快勝した。2着はソルヴェイグ(牝4・栗東・鮫島一歩厩舎)、3着にナックビーナス(牝4・美浦・杉浦宏昭厩舎)。勝ちタイムは1:09.0(良)。
1番人気で戸崎圭太騎手騎乗のモンドキャンノ(牡3・栗東・安田隆行厩舎)は6着となった。
9歳馬も何のその、並み居る快速馬達を抑えてエポワスが堂々の栄冠に輝いた。道中はほぼ最後方からレースを進め、4コーナーから徐々に進出。バラけた馬群の真ん中を突き進み先行した前2頭の真ん中を突き抜けた。9歳にして初重賞制覇。洋芝実績の高い同馬の末脚が見事にハマった結果となった。
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