27日、札幌競馬場で行われた9R・千歳特別（3歳上500万下・芝1500m）で1番人気、武豊騎手騎乗、クィーンズベスト（牝4・栗東・大久保龍志厩舎）が、2着に3/4馬身差をつけ快勝した。2着にアルトリウス（牡3・美浦・藤沢和雄厩舎）、3着にコーカス（牡3・栗東・藤原英昭厩舎）。勝ちタイムは1:29.0（良）

1着のクィーンズベストは西内荘担当馬で、装蹄の感触が良かった馬・日曜版で取り上げた1頭だった。同じく担当馬のヤマニンペダラーダは4着となった。

クィーンズベストが惜敗に終止符を打った。ここ6戦連続馬券に絡む活躍を見せるもの、勝ちきれない勝負弱さも持ち合わせたなんとももどかしい競馬が続いていた。鞍上に稀代の天才ジョッキーを迎え、初コンビでいきなり結果を出す、流石武豊と唸らせる見事な騎乗だった。レースでは大外枠からの発走で終始外外を回る厳しい展開も、4角では抜群の手応えで回ってくる。余程相性が良いのか、あっさりと抜け出し見事な勝ちっぷりを見せた。

2着 アルトリウス
クラストゥス騎手
「休み明けと聞いていましたが、反応がとても良かったです。スタートは遅れましたが、道中は非常に乗りやすく良い走りでした。」