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【天皇賞・秋】武豊「脚を溜める余裕もなかった」レース後ジョッキーコメント
2019/10/28 06:05
10月27日、東京競馬場で行われた第160回天皇賞・秋は、圧倒的人気に支持されたアーモンドアイが最内を強襲して圧巻の勝利。G1馬が10頭出走する豪華メンバーとなったが、他馬を圧倒する走りで秋初戦を制した。2番人気に支持されたサートゥルナーリアは6着に敗れた。
天皇賞・秋、レース後ジョッキーコメント
1着 アーモンドアイ
C.ルメール騎手
「休み明けで馬が走りたいかどうか分からなかったけど、アーモンドアイは素晴らしい走りで伸びてくれました。(ずっとインコースを走っていたのは想定内ですか?)このコースで2枠だったのですが、アエロリットとサートゥルナーリアの後ろで良いポジションだと思いました。(直線一瞬他の馬に包まれましたが焦りはありましたか?)サートゥルナーリアをマークしたけど、内ラチでスペースがあったのでスパートしました。アーモンドアイはすぐに良い反応をしてくれました。平成最後の天皇賞勝ちましたし、今日は令和初の天皇賞を勝つことが出来てすごく嬉しいです。でも一番大事なのは馬ですね。今回は改めてアーモンドアイが能力を出してくれました」
2着 ダノンプレミアム
川田将雅騎手
「自分の競馬は出来ました。今日の感じなら何とかなると思いましたが、アーモンドアイは強かったです」
3着 アエロリット
戸崎圭太騎手
「返し馬から馬が良くなっている感じがしました。タフな馬で、最後に差し返して2着あるかなという感じでした。よく頑張ってくれました」
4着 ユーキャンスマイル
岩田康誠騎手
「力のある馬です。スムーズに自分の競馬で、最後はしっかり伸びました。次のレースが楽しみです」
5着 ワグネリアン
福永祐一騎手
「本音を言えばもう一列前で競馬したかったです。あのポジションでリラックスして脚も溜まっていました。最後追い詰めてくれただけに悔しいです。入れ込みはいつもよりキツイくらいでしたが、返し馬の感じもよかった。もう少しでしたし頑張ってくれた」
【天皇賞・秋】国枝師「やっぱりびっくり」アーモンドアイがG1 6勝目
スミヨン「アップアップ」
6着 サートゥルナーリア
C.スミヨン騎手
「ゲート入る前からカッカしていて、ずっと力みっぱなしでした。落ち着きのない状態で、自分だけが引っ張ってる状態でした。ラストは100mは外に膨れてアップアップ状態です。1番の原因は力みだと思います」
8着 ウインブライト
松岡正海騎手
「状態が良ければもっと上位に来れたと思います」
9着 ケイアイノーテック
幸英明騎手
「じっくり行って最後は脚を使ってくれました」
10着 マカヒキ
武豊騎手
「時計が速すぎて太刀打ち出来なかったし、脚を溜める余裕もありませんでした」
14着 アルアイン
北村友一騎手
「この時計ですし、外枠から他馬より多く走ってのこの時計で、直線向く時にはお釣りがなくなってました」
レース結果、詳細は下記のとおり。
27日、東京競馬場で行われた11R・天皇賞・秋(G1・3歳上オープン・芝2000m)で1番人気、C.ルメール騎乗、アーモンドアイ(牝4・美浦・国枝栄)が快勝した。3馬身差の2着にダノンプレミアム(牡4・栗東・中内田充正)、3着にアエロリット(牝5・美浦・菊沢隆徳)が入った。勝ちタイムは1:56.2(良)。
2番人気でC.スミヨン騎乗、サートゥルナーリア(牡3・栗東・角居勝彦)は、6着敗退。
現役最強馬が秋初戦を制する
G1馬が10頭参戦の超豪華メンバーで行われた「天皇陛下御即位慶祝 天皇賞・秋」は、現役最強のアーモンドアイが圧倒的人気に応えてG1、6勝目の勝利を飾った。春の安田記念ではスタート直後の不利でタイム差無しの3着。6月以来の実戦となったが馬体は完璧に仕上がっていた。レースでは内枠からラチ沿いでロスなく進め、直線では最内を突いて突き抜けた。ゴール前、後方を振り返って勝利を確信したルメール騎手は早々とガッツポーズ。他馬を圧倒した完璧な走りを見せた。
アーモンドアイ 10戦8勝
(牝4・美浦・国枝栄)
父:ロードカナロア
母:フサイチパンドラ
母父:サンデーサイレンス
馬主:シルクレーシング
生産者:ノーザンファーム
【全着順】
1着 アーモンドアイ
2着 ダノンプレミアム
3着 アエロリット
4着 ユーキャンスマイル
5着 ワグネリアン
6着 サートゥルナーリア
7着 スワーヴリチャード
8着 ウインブライト
9着 ケイアイノーテック
10着 マカヒキ
11着 ゴーフォザサミット
12着 スティッフェリオ
13着 カデナ
14着 アルアイン
15着 ランフォザローゼス
16着 ドレッドノータス