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【スプリンターズS】川田「馬の雰囲気は抜群に良かった」レース後ジョッキーコメント
2019/9/30 06:06
9月29日、中山競馬場で行われたG1・スプリンターズステークスは、2番人気に支持されたC.ルメール騎乗のタワーオブロンドンが直線豪快な末脚で差し切りV。嬉しいG1初制覇を飾った。スプリント戦線に転向してから4戦目にして秋のスプリント王に輝いた。2着にはあわやの逃走劇を見せたモズスーパーフレア。
レース後、ジョッキーコメント
1着 タワーオブロンドン
C.ルメール騎手
「とても嬉しいです。直線でずっと伸びてくれました。ゴールまで頑張ってくれた。前回も強かったけど、今日は中山競馬場でちょっと心配しました。馬場はとても速いから後ろのポジションは大変ですけど、タワーオブロンドンは能力があるので勝つことが出来ました。ダノンスマッシュをマークしたかった。でも直ぐダノンスマッシュはインサイドで彼のポジションはあまり好きではなかったので大外のコースを選びました。僕たちにとってスムーズなレースでした。この馬がとても好きです。最初から良い馬だと思いました。スプリントでだんだん強くなりました。良い気持ちです。今日はタワーオブロンドンを応援してくれてありがとうございます。だんだん強い馬になりました。またG1を勝てると思いますので応援してください。ありがとうございました」
2着 モズスーパーフレア
松若風馬騎手
「前走よりも状態は良く、返し馬の感じも良かったです。思った通りの競馬は出来ましたし悔いはありません」
3着 ダノンスマッシュ
川田将雅騎手
「馬の雰囲気は抜群に良かったです。負けてしまいましたがこれを経験に来年こそは勝てるように組み立てていきたいです」
【サフラン賞】武豊「身のこなしが柔らかい」マルターズディオサがV!
福永「右回り、左回りの差」
4着 ミスターメロディ
福永祐一騎手
「コンディションは上がっていました。手前をどう替えさせられるかがポイントでしたが、手前を上手く替えれませんでした。その分ひと伸びが聞かなかったです。右回り左回りの差ですね。得意じゃない右回りの中でも勝ち負けまで頑張ってくれた」
5着 レッツゴードンキ
岩田康誠騎手
「テンに行けず、終い勝負でよく伸びてくれました」
6着 ダイメイプリンセス
秋山真一郎騎手
「いい感じで走れていたし、まだまだ活躍できそうです」
9着 リナーテ
三浦皇成騎手
「タワーオブロンドンの後ろで道は作ってもらえたのですが、脚が溜まりませんでした。この馬場も影響してるのかもしれません」
10着 アレスバローズ
菱田裕二騎手
「いつもの行きっぷりがありませんでした…」
12着 セイウンコウセイ
幸英明騎手
「4角でうまく捌けず、力を出し切れませんでした」
13着 ディアンドル
藤岡佑介騎手
「かなりしつこく仕掛けたのですが、終始手応えがなかったです。もう少しいいところに誘導してあげれば楽だったのかもしれません」
16着 ファンタジスト
武豊騎手
「枠が枠だったので一か八かの競馬しましたが、直線はバタバタになってしまいました」
レース結果、詳細は下記のとおり。
29日、中山競馬場で行われた11R・スプリンターズステークス(G1・3歳上オープン・芝1200m)で2番人気、C.ルメール騎乗、タワーオブロンドン(牡4・美浦・藤沢和雄)が快勝した。1/2馬身差の2着にモズスーパーフレア(牝4・栗東・音無秀孝)、3着に1番人気のダノンスマッシュ(牡4・栗東・安田隆行)が入った。勝ちタイムは1:07.1(良)。
タワーオブロンドンはG1初制覇
2番人気に支持されたタワーオブロンドンが直線、馬場の三分どころを鋭く伸びて見事に差し切りで秋のスプリント王決定戦を制した。レースは32秒台後半のペースでモズスーパーフレアが引っ張りゴール寸前まで粘りこむ快走。中団でじっくり折り合いをつけたタワーオブロンドンは、直線で外に持ち出すと素晴らしい伸び脚で、逃げた2着馬を捉えた。
タワーオブロンドン 14戦7勝
(牡4・美浦・藤沢和雄)
父:Raven’s Pass
母:スノーパイン
母父:Dalakhani
馬主:ゴドルフィン
生産者:ダーレー・ジャパン・ファーム
【全着順】
1着 タワーオブロンドン
2着 モズスーパーフレア
3着 ダノンスマッシュ
4着 ミスターメロディ
5着 レッツゴードンキ
6着 ダイメイプリンセス
7着 ハッピーアワー
8着 ノーワン
9着 リナーテ
10着 アレスバローズ
11着 イベリス
12着 セイウンコウセイ
13着 ディアンドル
14着 マルターズアポジー
15着 ラブカンプー
16着 ファンタジスト