競馬ニュース 競馬ニュース

【関屋記念】石橋脩「返し馬から変な汗…」レース後ジョッキーコメント

過去の記事

2019/8/12 07:59

 8月11日、新潟競馬場で行われたG3・関屋記念は1番人気に支持されたミッキーグローリーが豪快な差し切りで重賞2勝目を飾った。

関屋記念、レース後ジョッキーコメント
1着 ミッキーグローリー
C.ルメール騎手
「ラストだけ脚を出してくれました。直線エンジンがかかるのに時間がかかりました。休み明けでしたので、リズムもまだ戻ってなくてエンジンのかかりが遅かったですね。絶対能力がありますね。今日このメンバーで勝つ自信がありましたが、長い休み明けでしたのでそこだけ心配でした」

2着 ミエノサクシード
川島信二騎手
「新潟の平坦は合うと思っていたので、自信をもって乗りました。ただ今日は勝ち馬の決め手に屈しましたね。馬はここにきて充実してきましたし、いいレースを続けています。どこかでチャンスをつかみたいです」

3着 ソーグリッタリング
浜中俊騎手
「スタートを上手に出たのですが、結果的にいいところを取れすぎましたかもしれません。押し出されるような形で先頭に立たされてしまったので…。ミエノサクシードがきて、一緒に頑張っていましたが、離れたところからきた勝ち馬に一気に交わされてしまいました」

4着 ディメンシオン
戸崎圭太騎手
「具合は良かったと思います。リズムも良く、競馬も上手に走っていました。一瞬は〝オッ〟という脚でしたが、並んだところで一緒になってしまいました」

5着 サラキア
丸山元気騎手
「スタートはしっかり出てくれました。ただ最後は意外と切れませんでしたね。いくらか伸び負けしたような感じでした」

6着 ロードクエスト
M.デムーロ騎手
「良い脚を使ってくれましたが、前が止まらず残念でした。ただ、以前よりも良くなっていますね」

9着 ロシュフォール
田辺裕信騎手
「出遅れないように気を付けて乗りました。ある程度の位置でレースの流れに乗れたんですが、もう一踏ん張りほしかったです。敗因が距離なのか、前走大きく負けた影響なのかは分かりませんが今日は脚が溜まりませんでした」

【日曜札幌/5R新馬】武豊「併せてからようやくスイッチが…」エカテリンブルクが断然の人気に応える

石橋脩「この暑さの影響…」

14着 ケイデンスコール
石橋脩騎手
「返し馬からいつもと違う変な汗をかいていました。ゲートもいつもはソワソワするのですが、今日は固まる感じでしたね。位置取りは下げて外に出すのではなく、出してから外に出すイメージ。実際、向正面では理想的な形だったのですが、いざ追い出してから伸びてくれませんでした。敗因はハッキリしませんが、この暑さの影響などがあったのかもしれません」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 11日、新潟競馬場で行われた11R・関屋記念(G3・3歳上オープン・芝1600m)で1番人気、C.ルメール騎乗、ミッキーグローリー(牡6・美浦・国枝栄)が快勝した。1/2馬身差の2着にミエノサクシード(牝6・栗東・高橋亮)、3着にソーグリッタリング(牡5・栗東・池江泰寿)が入った。勝ちタイムは1:32.1(良)。

 2番人気で石橋脩騎乗、ケイデンスコール(牡3・栗東・安田隆行)は、14着敗退。なお、15番のファストアプローチは出走取消となっている。

ディープインパクト産駒 ミッキーグローリー

 ミッキーグローリーがディープ産駒らしい末脚を繰り出して、ゴール前で先行各馬を一気にかわし去った。レースでは後方2番手付近から直線勝負で外に持ち出された。直線半ばでは前が壁になるような場面もあったが、慌てず騒がず流石のルメール騎手でスムーズな捌きを見せると、涼しい顔で差し切りを決めた。

ミッキーグローリー 13戦7勝
(牡6・美浦・国枝栄)
父:ディープインパクト
母:メリッサ
母父:ホワイトマズル
馬主:野田みづき
生産者:岡田スタツド

【全着順】
1着 ミッキーグローリー
2着 ミエノサクシード
3着 ソーグリッタリング
4着 ディメンシオン
5着 サラキア
6着 ロードクエスト
7着 エントシャイデン
8着 リライアブルエース
9着 ロシュフォール
10着 オールフォーラヴ
11着 ハーレムライン
12着 フローレスマジック
13着 トミケンキルカス
14着 ケイデンスコール
15着 サンマルティン
16着 ヤングマンパワー
17着 マイネルアウラート
出走取消 ファストアプローチ