ルメール騎手が一呼吸置いて口を開いた。「走りそう（笑）」2コーナーからガクンとペースが落ちて、ややリラックス出来ない走りになった。本当は馬の後ろに入れてなだめながら走りたかったと語っていたが、あまりにペースが落ちた為、外に出すしかなかったようだ。4コーナーでも馬なりの抜群の手応えで上がって行き、軽く仕掛けただけで各馬を置き去りにする瞬発力を見せた。ステイゴールド産駒最後の大物はこの馬かもしれない。

1着 ディロス
C.ルメール騎手
「走りそうです。良い反応でした。2コーナーでペースが遅くなったから外に出しました。そこからリラックスして4コーナーからいい脚使いました。距離や馬場も問題ないです。」

レース詳細は下記の通り。

16日、函館競馬場で行われた5R・メイクデビュー（2歳新馬戦・芝1800m）で圧倒的1番人気、C.ルメール騎手騎乗、ディロス（牡2・美浦・木村哲也厩舎）が2着に2.1/2馬身差で快勝した。2着にユニオンローズ（牡2・栗東・牧田和弥厩舎）、3着にサダムラピュタ（牡2・栗東・平田修厩舎）、勝ちタイムは1:52.8（良）。

2番人気で北村友一騎手騎乗のゴールドフラッグ（牡2・栗東・須貝尚介厩舎）は4着敗退。