9日、中京競馬場で行われた10R・有松特別（3歳上・1000万下ハンデ・芝1600m）で1番人気、福永祐一騎手騎乗、ミリッサ（牝3・栗東・石坂正厩舎）が、2着にクビ差をつけ見事差し切った。2着イレイション（牡5・栗東中内田充正厩舎）、3着にロードプレミアム（牡4・栗東・池江泰寿厩舎）。勝ちタイムは1:32.7（良）。レコードタイムでの決着となった。

大外を通り、ゴール前で抜け出したイレイションを一気に差し切った。兄にアダムスピーク、姉にシンハライトなど、勝利を義務付けられた良血馬が順当に勝ち上がり500万、1000万下と連勝を飾った。春はあと一歩及ばず、クラシックには間に合わなかったが、ここに来て良血の血が開花、秋のG1シーズンへ向け視界良好となった。

尚、カイザーバル（牝4・栗東・角居勝彦厩舎）は発馬機内で暴れ、故障を発症した為、競走除外となった。

ミリッサは、装蹄師・西内荘の担当馬で、装蹄の感触が良かった馬・日曜版で取り上げた自信の1頭だった。