競馬ニュース
【帝王賞】ジョッキー談話 戸崎「リズム良く行けました」
2017/6/28 22:45
帝王賞、ジョッキー談話は下記の通り。
1着 ケイティブレイブ
福永祐一騎手
「非常にコンディションが良く、今日は逃げる馬があまり見当たらなかったので、自分のリズムで行くだけ行ってどれだけ粘れるかだと思っていたのですが、スタートで大きく躓いて終わったと思いました。でも馬はいつもと違う形にはなりましたが非常に落ち着いて走っていたので、途中から押し上げて行くよりも自分のリズムを守って、最後2ハロン(直線)だけ伸ばそうと思っていたのですが、思ったより手応えがずっと良かったので、4コーナーまわる時には「あっ、行けるんじゃないかな」と。
初めて乗せてもらった時から非常に高いポテンシャルは感じていたのですが、自分の形じゃないと脆いところもあったので、今日も逃げの形には固執しようと思っていたのですが、まさに瓢箪から駒という感じで、目の覚めるような末脚を直線使ってくれたので、これからどういった形の競馬になっても安定してより力は発揮できるようになったと思います。今日は本当に僕自身も皆さんも思いもしないような走りだったと思いますが、非常に新しい一面を引き出せたと思うので、僕もこの馬自身の高い能力をこういう大きな舞台で発揮することが出来て本当に良かったです。また、目野先生が来年定年ということで、なんとかそれまでにG1をこの馬で、という思いが強かったので今日達成出来て良かったです。」
2着 クリソライト
戸崎圭太騎手
「二番手で馬の雰囲気も良く、リズム良くいけました。」
3着 アウォーディー
武豊騎手
「去年の暮れから気の悪さが出て…元々は素直な馬だったんですが…。」
4着 サウンドトゥルー
大野拓弥騎手
「手応えは良かったけど、勝負どころでもたついてしまった。休み明けのぶんかも。」
5着 アポロケンタッキー
内田博幸騎手
「海外帰りですから。自力のある所は出してくれました。」
6着 オールブラッシュ
C.ルメール騎手
「逃げれたけどクリソライトのプレッシャーあった。4コーナーで反応が良くなかった。」
7着 ゴールドドリーム
M.デムーロ騎手
「4角凄い手応えだったけど、ちょっとズブかった。最後伸びませんでした。」
レース結果、詳細は下記の通り
28日、大井競馬場で行われた11R・帝王賞(Jpn1・4歳上・ダ2000m)で6番人気、福永祐一騎手騎乗、ケイティブレイブ(牡4・栗東・目野哲也厩舎)が、2着に1.3/4馬身差で快勝した。2着クリソライト(牡7・栗東・音無秀孝厩舎)、3着に1番人気、アウォーディー(牡7・栗東・松永幹夫厩舎)が入った。勝ちタイムは2:04.4(重)
ケイティブレイブが目の覚めるような末脚で全馬を飲み込んだ。スタートで大きく躓くハプニングも今までとは一転、まったく違う競馬を見せ、大外一気の差し切り。道中は中団外目を追走し、先に抜け出したクリソライトを一瞬で交わす見事な競馬だった。
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