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【帝王賞】福永「スタートで終わったと思った」ケイティブレイブが差し切る

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2017/6/28 20:57

28日、大井競馬場で行われた11R・帝王賞(Jpn1・4歳上・ダ2000m)で6番人気、福永祐一騎手騎乗、ケイティブレイブ(牡4・栗東・目野哲也厩舎)が、2着に1.3/4馬身差で快勝した。2着クリソライト(牡7・栗東・音無秀孝厩舎)、3着に1番人気、アウォーディー(牡7・栗東・松永幹夫厩舎)が入った。勝ちタイムは2:04.4(重)

ケイティブレイブが目の覚めるような末脚で全馬を飲み込んだ。今までとは一転、まったく違う競馬を見せ、大外一気の差し切り。道中は中団外目を追走し、先に抜け出したクリソライトを一瞬で交わす見事な競馬だった。

1着 ケイティブレイブ
福永祐一騎手
「非常にコンディションが良く、今日は逃げる馬があまり見当たらなかったので、自分のリズムで行くだけ行ってどれだけ粘れるかだと思っていたのですが、スタートで大きく躓いて終わったと思いました。でも馬はいつもと違う形にはなりましたが非常に落ち着いて走っていたので、途中から押し上げて行くよりも自分のリズムを守って、最後2ハロン(直線)だけ伸ばそうと思っていたのですが、思ったより手応えがずっと良かったので、4コーナーまわる時には「あっ、行けるんじゃないかな」と。
初めて乗せてもらった時から非常に高いポテンシャルは感じていたのですが、自分の形じゃないと脆いところもあったので、今日も逃げの形には固執しようと思っていたのですが、まさに瓢箪から駒という感じで、目の覚めるような末脚を直線使ってくれたので、これからどういった形の競馬になっても安定してより力は発揮できるようになったと思います。今日は本当に僕自身も皆さんも思いもしないような走りだったと思いますが、非常に新しい一面を引き出せたと思うので、僕もこの馬自身の高い能力をこういう大きな舞台で発揮することが出来て本当に良かったです。また、目野先生が来年定年ということで、なんとかそれまでにG1をこの馬で、という思いが強かったので今日達成出来て良かったです。」

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