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【BCクラシック】木村和士「一瞬あるのかなと」テーオーパスワード4着健闘、フォーエバーヤングに先着
2026/11/1 21:58
カナダ、米国を拠点に活躍する木村和士騎手が、2024年のケンタッキーダービー以来となるテーオーパスワードとのコンビで見せ場を作った。最内枠から積極的にポジションを取り、逃げ馬の直後でロスなく追走。4コーナーでも手応え十分に直線へ向くと、最後までしぶとく脚を伸ばし、連覇を狙ったフォーエバーヤングに先着する4着に食い込んだ。木村騎手は「前が空いた瞬間に一瞬あるのかなと思いました」と、勝利も意識した直線の攻防を振り返った。
4着 テーオーパスワード
木村和士騎手
「結果は4着でしたが、馬はすごく頑張ってくれたと思います。もう少し忙しいレースになるかと思っていましたが、意外とすんなり逃げ馬の後ろを取れたので、位置取りとしては落ち着いていました。調教の時からすごく調子が良かったですし、乗り味のいい馬だというのは2年前から分かっていましたし、ポテンシャルの高い馬なので、こういう大きな舞台でも結果を出してくれると思っていました。先生とも話して、砂をかぶるのはあまり良くないと思っていたので、前につけるなら逃げ馬の後ろで、なるべく砂の影響を受けない位置にいたいと考えていました。結果的にはプラン通りでした。4コーナーを回ってきた時もすごく手応えが良かったので、前が空いた瞬間に一瞬あるのかなと思いました。日本でも重賞を勝てる能力が十分にある馬だと思うので、今後も頑張ってもらいたいです」
レース結果、詳細は下記のとおり。
現地時間10月31日、アメリカ・キーンランド競馬場で行われたブリーダーズカップクラシック(G1・3歳以上・ダート2000m・1着賞金364万ドル=約5億7000万円)に、日本から坂井瑠星騎乗のフォーエバーヤング(牡5・栗東・矢作芳人)が参戦したが、5着に敗れた。昨年の覇者として史上2頭目の連覇に挑んだものの、キャリア初の馬券圏外という結果に終わった。
勝利したのはアメリカの年度代表馬ソヴリンティ。2着にザプーマ、3着にはナイツブリッジが入った。同じく日本から参戦した木村和士騎乗のテーオーパスワード(牡5・栗東・高柳大輔)は4着だった。
好位2番手から伸び切れず、テーオーパスワードにも先着許す

日本の年度代表馬フォーエバーヤングと、アメリカの年度代表馬ソヴリンティ。日米の実力馬が顔を合わせた一戦だったが、フォーエバーヤングにとっては厳しい結果となった。好スタートを決めたフォーエバーヤングは、ダッシュよく2番手を確保。同じく日本から参戦したテーオーパスワードも内の3、4番手につけ、両馬とも好位置でレースを進めた。
馬群は大きくばらけることなく、一団のまま直線へ。フォーエバーヤングは2番手から抜け出しを図ったものの、そこから思うような伸び脚が見られない。ジリジリと脚を使うにとどまり、前との差を詰められず、後続にもかわされていった。最後はテーオーパスワードにも先着を許し、まさかの5着。これまで一度も3着以内を外したことがなかったフォーエバーヤングが、大一番で初めて馬券圏外に敗れた。
同じ、日本馬のテーオーパスワードは直線でフォーエバーヤングをかわして4着。日本馬2頭が勝利に届かない中、アメリカのソヴリンティが意地を見せつけた結果になった。
◇ブリーダーズカップとは
ブリーダーズカップは、1984年に創設されたアメリカ競馬の祭典。毎年秋に開催され、世界各国から有力馬が集結する。芝・ダートのさまざまな距離や条件でG1競走が行われ、各部門の頂点を争う。開催競馬場は年によって異なり、2026年はケンタッキー州のキーンランド競馬場が舞台。日本調教馬も数多く挑戦しており、2021年にはラヴズオンリーユーとマルシュロレーヌ、2025年にはフォーエバーヤングが優勝している。
【全着順】
1着 ソヴリンティ
2着 ザプーマ
3着 ナイツブリッジ
4着 テーオーパスワード(日本)
5着 フォーエバーヤング(日本)
6着 ゴールデンテンポ
7着 ナポレオンソロ
出走取消 マグニチュード

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