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【BCスプリント】坂井瑠星「本当にすごいことをやってくれた」…テーオーエルビスが豪快差し切りで快挙
2026/11/1 20:26
日本のテーオーエルビスが、ダート短距離の本場アメリカで豪快な差し切り勝ちを決めた。初めての米国1200m戦で序盤は後方からの競馬となったが、鞍上の坂井瑠星騎手は無理に位置を取りに行かず、馬のリズムを優先。前を行く馬たちとは大きく離れていたものの、直線では持ち前の末脚を存分に発揮し、先に抜け出したライバルを差し切った。坂井騎手は「一番強いと自信を持って乗りました」と振り返り、「勝つつもりでしたけど、本当にすごいことをやってくれた」と喜びを語った。
【動画】喜びのテーオーエルビス陣営…BCスプリントBCスプリント、勝利ジョッキーコメント
1着 テーオーエルビス
坂井瑠星騎手
「もう状態は常に良かったですし、一番強いと自信を持って乗りました。初めてのアメリカの1200mなので、あれぐらいの位置になるだろうと思っていました。もう一つ前ぐらいに行けるかなとも思いましたけど、ポジションを取るためにリズムを崩してまでは行かず、この馬の持ち味を生かせるようにと思って乗りました。結構ペースも速かったですし、イングリッシュマンが早めにスパートして抜け出していましたけど、これで差せなかったら仕方ないかなと思っていました。でも強かったですね。残り1ハロンぐらいで行けるかなと思いました。エルビスは最後まで脚を使える馬なので、自信を持っていました。ちょっと信じられないですね。ブリーダーズカップスプリントを勝てるなんて。もちろん勝つつもりでしたけど、本当にすごいことをやってくれたなと思います。乗せていただいた関係者、オーナー、調教師さんをはじめ、厩務員さんもそうですし、今回、藤岡佑介さんも乗ってくれていましたし、みんなの期待に応えられてすごく嬉しいです」
レース結果、詳細は下記のとおり。
現地時間10月31日、アメリカ・キーンランド競馬場で行われたブリーダーズカップスプリント(G1・3歳以上・ダート1200m・1着賞金104万ドル=約1億6000万円)は、日本から参戦した坂井瑠星騎乗のテーオーエルビス(牡4・栗東・高柳大輔)が豪快な差し切り勝ちを決めた。日本調教馬として同レース初制覇を飾った。
日本からはオイシン・マーフィー騎乗のアメリカンステージ(牡4・栗東・矢作芳人)も参戦し、12着だった。2着にはイングリッシュマン、3着にはリアムスミスが入った。
米国の有力馬イングリッシュマンを直線で捉える
テーオーエルビスは道中、後方で脚をためながら追走。馬群をさばいて進出すると、直線では先に抜け出したアメリカの有力馬イングリッシュマンを目がけて猛追した。力強い末脚でイングリッシュマンを差し切り、春のチャーチルダウンズステークスに次いで、再びアメリカのダート短距離G1で勝利をつかんだ。管理する高柳大輔調教師は「このレースを勝ったのは凄いことで信じられない。夢のようです。挑戦してきて本当によかったです」と喜びのコメントを届けた。
◇ブリーダーズカップとは
ブリーダーズカップは、1984年に創設されたアメリカ競馬の祭典。毎年秋に開催され、世界各国から有力馬が集結する。芝・ダートのさまざまな距離や条件でG1競走が行われ、各部門の頂点を争う。開催競馬場は年によって異なり、2026年はケンタッキー州のキーンランド競馬場が舞台。日本調教馬も数多く挑戦しており、2021年にはラヴズオンリーユーとマルシュロレーヌ、2025年にはフォーエバーヤングが優勝している。
【全着順】
1着 テーオーエルビス(日本)
2着 イングリッシュマン
3着 リアムスミス
4着 ヒム
5着 ストラダーレ
6着 ビルト
7着 リトルサンダー
8着 リッスンアップシャンス
9着 ナカトミ
10着 ロールオンビッグジョー
11着 マッドハウス
12着 アメリカンステージ(日本)
13着 ダークサフロン

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