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【英ロングディスタンスカップ】生産者はホッケー観戦中…伏兵のマウントアトラスがG1制覇

英チャンピオンズデー・ロングディスタンスカップを制したマウントアトラス (C)Megan Rose Photography

 現地10月17日、英国のアスコット競馬場で行われた英チャンピオンズ・ロングディスタンスカップ(G1・芝約3200m)で、PJ・マクドナルド騎乗のマウントアトラスが勝利。単勝34倍の伏兵が、1番人気の英セントレジャー馬ハイウェイマンらを破った。

【動画】絶対絶命から進路こじ開ける…英ロングディスタンスカップ

 マウントアトラスは徐々に前との差を詰めたものの、進路が開くまで待たされる展開。残り1ハロンでスペースを見つけると、先頭で粘るクイーンズタウンを差し切り、4分の3馬身差でゴールした。さらに4分の3馬身差の3着にハイウェイマンが入った。

 管理するアンドリュー・ボールディング調教師は「この馬は早く先頭に立ちすぎない方がよく、すべてが完璧に運びました」と騎乗を称賛。距離については「2マイルには賭ける部分もありましたが、アスコットが大好きな馬です」と明かした。

伏兵扱いに来場せず!?

 同馬を生産したのは、ボールディング師の母。ただ、この日は競馬場にいなかったという。

「母がここにいないのが残念です。ホッケーの試合を見に行ってしまったんです。母が生産した馬ですから、きっと大喜びしたでしょう」

 マクドナルド騎手は、ブリティッシュチャンピオンズデー初勝利。「ちょうどいいタイミングで進路が開きました。私が腰を据えて追うと、そこへ頭を突っ込み、抜けていってくれました」と振り返り、「チャンピオンズデーでG1を勝つことは、恩に報いる最高の方法だと思います」と厩舎への感謝を語った。

 ボールディング師にとっては同開催通算4勝目。調教師チャンピオン争いでも貴重な勝利となった。

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