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【凱旋門賞】ダリズが連覇達成、牡馬では48年ぶり快挙、グラファール師「本当に偉大なチャンピオン」…各陣営がレースを振り返る

凱旋門賞・ダリズとM.バルザローナ騎手 (C)France Galop

 現地10月4日、フランス・パリロンシャン競馬場で行われた凱旋門賞(G1・芝2400m)は、M.バルザローナ騎乗のダリズが優勝。昨年に続く連覇を達成した。牡馬による凱旋門賞連覇は、1977、78年のアレッジド以来48年ぶりとなった。

【動画】凱旋賞に挑戦した日本馬陣営

 ダリズは道中、後方でじっくりと構えた。直線で外へ持ち出されると、残り300m付近でダイヤモンドネックレスをかわし、先頭に立っていたベイシティローラーを追撃。最後は1馬身1/4差をつけて差し切った。勝ちタイムは2分27秒11(稍重)2着ベイシティローラー、3着ダイヤモンドネックレス、4着フレンドリーソウル、5着カルパナだった。

 管理するF.グラファール調教師は、前年の勝利とは違う立場で迎えた今年の一戦について、「今年はまったく違うステータスでレースを迎えましたし、確かにプレッシャーがありました。馬たちがゲートに入っていく時には、肩に大きな重圧を感じていました」と明かした。

 直線では徐々に手応えを感じたといい、「馬が良い位置にいて、直線で加速したのを見た時、少しずつ自信が出てきました」と振り返ると、「彼は本当に偉大なチャンピオンです。あのようなチャンピオンが、あのようなレースを勝つ姿を見るのは本当に素晴らしいことです」とダリズを称えた。

「なんという走り」2着ベイシティローラー陣営も称賛

 2着ベイシティローラーを管理するジョージ・スコット調教師は、「素晴らしいパフォーマンスでした。本当に大きな走りです」と評価。先頭に立った場面については「このまま押し切れるとは思っていませんでした。後ろの馬たちが迫ってくるのが見えていましたから」と話した。

 それでも、「なんという走りでしょう。なんという素晴らしい騎乗、そしてなんという素晴らしい競走馬でしょう」と称賛。「みんな彼を道悪巧者だと決めつけたがるようですが、それは明らかに違います。むしろ私は、今回のような馬場が彼には合っていると思います」と語り、現役を続行して来年の凱旋門賞に再挑戦する可能性にも触れた。

3頭出しのA.オブライエン師、最先着は大外ダイヤモンドネックレス

 3着ダイヤモンドネックレス、9着ベンヴェヌートチェッリーニ、10着ミニーホークを送り出したエイダン・オブライエン調教師は、「ダイヤモンドネックレスはよく走りました。以前から良い牝馬だということは分かっていましたし、非常に力強いパフォーマンスでした」とコメント。「距離が長かったとは言えないと思います」と2400mへの適性にも言及した。

 ベンヴェヌートチェッリーニについては、R.ムーア騎手が「少し包まれてしまった」とした上で、「もう少し速いペースが必要だったのかもしれない」と説明。ミニーホークに騎乗したW.ビュイック騎手も同様に、馬群で動きづらくなり「ペースが十分に速くなかった」と感じていたことを明かした。

 4着フレンドリーソウルについて、サディ・ゴスデン調教師は「事前にコースを歩いて、どこを通るべきか確認していました。レースも想定していたような展開になりました。フレンドリーソウルは非常によく走りました」と振り返った。

 今後は米キーンランドで行われるブリーダーズカップ・フィリー&メアターフ(G1)が候補。「オーナーブリーダーがアメリカ人なので、目標としては理にかなっています。2400mもこなせますが、2000mでも非常に高い能力を発揮します」と話した。

 5着カルパナを管理するアンドリュー・ボールディング調教師は、「想定していたより少し後ろの位置になり、直線では進路を探しながらの競馬になりました。それでも堅実に走り、最後もしっかり伸びています」とレースを回顧。

 前走のヨークシャーオークス(G1)について「私たちが考えていた以上に負担が残っていたのだと思います」とした上で、「それでも今回はまずまず良い走りだったと思っています」と評価した。次走はブリティッシュ・フィリーズ&メアズ・ステークス(G1)を予定しており、同レースを最後に現役を終える見通しも示した。

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