宝塚記念追い切り
サトノクラウン

前走の大阪杯では６着に敗れたものの、ハイランドリールを破った香港ヴァー
ズ、マカヒキを下したＧ?京都記念など、ハマった時は強い。

２１日の最終追い切りは南ウッドで単走で追われ５Ｆ６９・５?５４・８?４０・２?１３・１秒（馬なり）。パートナーに対して劣勢だった１週前に比べて、だいぶ動きに素軽さが戻ってきた。

「前走は追い切り後、翌日と非常にいい状態でしたが、当日はパドック、返し馬と覇気がない感じ。結果的に追い切りがピークになってしまった感じでした」
と振り返るのは堀調教師。

「今朝は調教の量としてはフィジカル的にはあまり動かしたくないと考えました。ただしっかりと気持ちは乗せておきたいという難しい追い切り。結果は量的には良かったですが、しまいは気を抜いていて本気で走っていない感じでしたね。このあたりをレースまでにどう補っていくか。フィジカルよりメンタルが大きなカギとなる馬ですので、そこを整えていきたいと思います」と思案顔だった。