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【凱旋門賞】ハガス師「誰もが勝ちたい」モルティーズクロスで8年ぶりの雪辱へ
2026/10/1 20:36
現地10月4日に仏パリロンシャン競馬場で行われる凱旋門賞(G1・芝2400m)に、英国のウィリアム・ハガス調教師がモルティーズクロスを送り込む。ハガス師は9月30日の記者会見で、「誰もが凱旋門賞を勝ちたいと思っています」と意気込みを語った。
モルティーズクロスは今年、パリ大賞を制した後、グレートヴォルティジュールSでも高いパフォーマンスを見せた。ハガス師は「凱旋門賞がこの馬に最も合っているレースだと、ずっと思っていたのだと思います」と説明。英国クラシックのセントレジャーも選択肢にあったが、「凱旋門賞に挑戦するチャンスを与えるだけの価値がある馬だと感じました」と参戦を決めた経緯を明かした。
前走のヨークについては「おそらくこれまでで最高のパフォーマンス」と評価。アイリッシュダービー2着馬より5ポンド重い斤量を背負いながら快勝した点にも触れた。
現在の状態については「肉体的には良くなっていると思います」と話し、約10日前には競馬場で調整。「無理をさせることなく良い動きをしてくれて、とても満足しました」と順調ぶりを伝えた。一方で、エネルギーが余りやすいタイプでもあり、調教量については「十分に運動させながら、疲れさせすぎないバランス」が重要だと説明した。
馬場については、極端な道悪は歓迎していない。「非常に柔らかい馬場や重馬場になれば理想的とは言えません。そうした馬場では、そこまで力を発揮できないと思っています」とした。ただ、会見時点では極端な悪化は想定していないという。
2018年はシーオブクラスでエネイブルの2着「あと100メートルあれば勝っていた」
モルティーズクロスの父は、2009年の凱旋門賞馬シーザスターズ。ハガス師は「私がこれまで見た中で最も強い馬」と高く評価し、「モルティーズクロスには共通する特徴がひとつあるかもしれません。着差を大きく広げて勝たないことです」と父との共通点も挙げた。
ハガス師にとって凱旋門賞は、忘れられないレースでもある。2018年には管理するシーオブクラスがエネイブルに次ぐ2着。最後は猛追したものの、わずかに届かなかった。
「あと100メートルあれば勝っていたと、私は今でも確信しています」
8年前にあと一歩で逃したタイトル。今年はモルティーズクロスとともに再びパリロンシャンへ向かう。
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