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矢作調教師、マルシュロレーヌ日本調教馬初BC制覇の要因「人より先んじようと思えば。トップになろうと思えば…」
4時間前
トークイベント「調教師・矢作芳人が語る日本競馬~世界への挑戦状」が5月29日、朝日カルチャーセンター新宿教室にて開催された。
平日夜にもかかわらず、会場には多くの人が集まり、トップトレーナーの言葉に聞き入った。長く競馬界の現場を取材した元朝日新聞記者の有吉正徳さんを聞き手に行われたトークの内容を、ダイジェストでお届けする。
2025年、フォーエバーヤングが米ブリーダーズカップクラシックを勝利したことは記憶に新しいが、2021年には北米調教外・日本調教馬として初めてマルシュロレーヌが米ブリーダーズカップディスタフを、ラヴズオンリーユーが米ブリーダーズカップフィリー&メアターフを制する快挙を成し遂げた。
もちろん、すべて矢作調教師の管理馬だ。有吉元記者がその要因として、「すべてがバランスの取れた風通しの良い厩舎」であることを挙げると、矢作師はこう話す。
「ファーストペンギンになりたい」

「変わっているんでしょうね、僕は。この前、どこかの動画で福永祐一くん(調教師)が、『(普通は)門別のブリーダーズゴールドカップで勝った馬を、(米国の)ブリーダーズカップに連れて行かない。ネタでしかないでしょう』とか言っていましたけど、そういうことを考えてしまうのが自分」
マルシュロレーヌはデビューから12戦を芝で走った馬。3勝クラスの特別戦を2着した後、岡調教助手から「先生、ここでダートです」と進言を受けて、砂転向を決断したという。そこにあるのは、スタッフへの信頼と決断。その後交流重賞を4勝して渡米し、殊勲の勝利をもぎ取った。
「やっぱり、人より先んじようと思えば、トップを取ろうと思えば。ファーストペンギンになりたい。それによってたくさん失敗してきましたけど、飛び込まないと。人より先に飛び込みたい。そういう考えがあってのローテーションになることが多いですね」

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