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【仏ダービー】凱旋門賞馬の弟「ダリズアン」が異例の挑戦へ…グラファール師「大胆な賭けだが、才能を信じている」

F.グラファール調教師 (C)France Galop

 現地5月31日にフランス・シャンティイ競馬場で行われる仏ダービー(G1・芝2100m)に向け、F.グラファール調教師が管理馬ダリズアンについて語った。ダリズアンは、昨年の凱旋門賞馬ダリズの半弟。わずかキャリア1戦でクラシックへ挑む異例のローテーションが、大きな注目を集めている。

 ダリズアンは5月5日のサンクルーでデビュー勝ち。新馬同士の一戦を圧勝したものの、ここまでの実戦経験はわずか1戦のみ。仏ダービーを1戦のキャリアだけで制した馬は過去におらず、まさに前例のないチャレンジとなる。

 グラファール師は「大胆な賭けなのは間違いない。経験の少ない馬で、このレベルに挑むのは決して簡単ではない」と認めながらも、「彼にはこのレースに挑戦するだけの血統があり、才能も感じている。仏ダービーは年に1度しかないからこそ、チャンスを逃したくなかった」と期待を口にした。

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大胆な賭けの結末や如何に!?

 さらに「デビュー後、精神面が一気に成長した。以前は幼さがあり、すぐに汗をかいたり、気持ちが昂る面もあったが、今はかなり落ち着いている」と説明。冬場からシャンティイ競馬場のオールウェザーコースでキャンターを積み、実際の競馬場でコース追いも行うなど、メンタル面の強化にも取り組んできたという。

 一方で、立ちはだかるのは欧州競馬界を席巻するエイダン・オブライエン勢。グラファール師は「オブライエンは本当に驚異的。成績もそうだし、馬の仕上げ方も素晴らしい。こういう大レースでは、常に倒すべき存在だ」と最大級の警戒感を示した。

 なお、ミカエル・バルザローナ騎手はドルマランではなく、ダリズアンへの騎乗を選択したという。 凱旋門賞馬の弟が、わずか1戦のキャリアで仏ダービー制覇へ――。無謀とも映る挑戦の結末に、世界の競馬ファンの視線が集まっている。

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