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【アガ・カーン4世賞】凱旋門賞馬ダリズが圧巻V…凱旋門賞連覇へ視界良好
2026/5/22 22:08
2025年の凱旋門賞馬ダリズが、5月21日にフランス・パリロンシャン競馬場で行われたアガ・カーン4世賞(旧イスパーン賞・G1・芝1850m)を快勝。2400mの凱旋門賞から2100mのガネー賞、そして今回は1850m戦へと距離を短縮しながらも、改めて別格の能力を示した。
このレースは、2025年2月に逝去したオーナーブリーダー、アガ・カーン殿下への敬意を込め、今年から名称が変更された一戦。レースでは英国馬キリンクイーンがハナを切り、ルファールが2番手を追走。ダリズはミカエル・バルザローナ騎手とのコンビで3番手から運んだ。
直線では先にルファールが抜け出したが、外へ持ち出されたダリズが楽な手応えのまま進出。バルザローナ騎手は「必要なら自分でハナへ行くつもりでもいました。それだけ馬を信頼していました」と振り返った。そしてゴーサインが出されると、一気に加速。粘るルファールを突き放し、圧巻の内容でG1・2勝目をマークした。
【レース動画】凱旋門賞馬・ダリズが完勝…アガ・カーン4世賞バルザローナ「とてつもないエンジンを持っている」
同騎手は「今日はこの距離でも本当に楽に勝ってくれました」と振り返り、「すべての騎手が乗りたいと思うタイプの馬です。とてつもないエンジンを持っています」と、その能力を絶賛した。
管理するF.グラファール調教師は「2400m戦は非常に厳しいレースですし、この馬は長く加速を維持できるタイプ。だからこそ、私は距離を短縮する方向を好んでいました」とコメント。「今日大切だったのは、ファンに彼の瞬発力を見てもらえたこと」と語り、凱旋門賞、ガネー賞に続いて見せた鋭い加速力こそが特別な馬である理由だとした。
また、「3歳から4歳への成長も非常にうまくいっています」と成長ぶりにも手応えを口にした一方で、「1年中これを求めることはできません。どこかで休養は必要になるでしょう」と夏場の休養プランにも言及した。
2着にはルファール、3着には昨年凱旋門賞で3着のソジーが入線。ダリズは今後、6月17日のロイヤルアスコット開催・プリンスオブウェールズS(G1・芝1990m)へ向かう予定で、その後は秋の凱旋門賞連覇を最大目標に据える。

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