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【青葉賞】福永「敗因ははっきりしませんが…」レース後 ジョッキーコメント

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2019/4/28 08:00

27日、東京競馬場で行われたG2・青葉賞は5番人気のリオンリオンがリズム良くペースを刻み、見事逃げ切り勝ち。2着のランフォザローゼスと共に、日本ダービー(5月26日・東京)への優先出走権を掴み取った。2番人気に支持された、福永祐一騎乗のウーリリは見せ場なく12着敗退となった。

1着 リオンリオン
横山典弘騎手
「いつも通り、馬のリズムよく。リズムよくきたので、最後はしっかり脚は使ってくれると思っていましたけど、馬の能力は十分発揮出来た走りでした。本番まで時間短いですけど、もうちょっと良くなってほしいところもいっぱいあるので、そのへん上手く松永先生に頼んでよくしてもらって本番楽しみに待ちたいと思います」

2着 ランフォザローゼス
Cルメール騎手
「4コーナーまでは良かったですが、まだゆるさがあって、直線ではフラフラしていました。馬場は大丈夫でしたが、良馬場の方がより良かったかもしれません。距離はピッタリでした。まだ良くなる馬です」

3着 ピースワンパラディ
戸崎圭太騎手
「千六から二四になってどうかと思っていましたし、最初にぶつけられる場面もありましたが、その後はリズムよく運べました。ただ多少戸惑いがあったのか、切れるというよりはジリジリとした脚になってしまいました。馬はいい感じの馬ですよ」

4着 キタサンバルカン
大野拓弥騎手
「馬場がゆるかった影響か、3-4コーナーで手が動いてしまいましたが、外に切り返してからは長くいい脚を使ってくれましたよ」

平成最後の天皇賞・春は13頭立て

三浦「本格化はまだ先」

5着 サトノラディウス
三浦皇成騎手
「外枠でもロスなく運べました。現状ではよく頑張っていると思いますが、本格化はこれから。まだまだ良くなる馬ですよ」

6着 マコトジュズマル
Dレーン騎手
「GⅡのペースでも素直に一生懸命走ってくれましたが、最後は疲れてしまいました。ペース次第ではもっとやれたと思います」

7着 セントウル
Bアヴドゥラ騎手
「乗り味のいい馬です。道中は無理に引っ張らずリラックスして運べました。最後はタレましたが、最後100メートルまで我慢して根性があります。2000メートルならもっと頑張れると思います」

12着 ウーリリ
福永祐一騎手
「ポジションは1番いいところだったと思います。前が飛ばしていたので、深追いせず射程圏に置いて、あとは直線で伸びて交わすだけだったんですが…。馬場なのか、距離なのか。確かにテンションは少し高かったですが…。敗因はハッキリしませんが、前回ほど走れませんでした」

レース結果、詳細は下記のとおり。

27日、東京競馬場で行われた11R・青葉賞(G2・3歳オープン・芝2400m)で5番人気、横山典弘騎乗、リオンリオン(牡3・栗東・松永幹夫)が快勝した。ハナ差の2着に1番人気のランフォザローゼス(牡3・美浦・藤沢和雄)、3着にピースワンパラディ(牡3・美浦・大竹正博)が入った。勝ちタイムは2:25.0(稍重)。

2番人気で福永祐一騎乗、ウーリリ(牡3・栗東・友道康夫)は、12着敗退。

1番人気のランフォザローゼスはハナ差2着

横山典弘騎乗のリオンリオンが直線でも粘りに粘って逃げ切りを決め、ダービーの切符を掴んだ。スタートからジワっと先頭に立つと、1000mを59.9のペースで引っ張り、4番手以降とはやや離れて隊列は縦長に。直線では外から1番人気のランフォザローゼスが襲いかかったが、しぶとく粘って内外離れてゴールに飛び込んだ。写真判定の結果ハナ差でリオンリオンに軍配が上がった。このレースで1着となったリオンリオン、2着のランフォザローゼスには、5月26日に東京競馬場で行われる日本ダービーへの優先出走権が与えられる。

リオンリオン 8戦3勝
(牡3・栗東・松永幹夫)
父:ルーラーシップ
母:アゲヒバリ
母父:クロフネ
馬主:寺田千代乃
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 リオンリオン
2着 ランフォザローゼス
3着 ピースワンパラディ
4着 キタサンバルカン
5着 サトノラディウス
6着 マコトジュズマル
7着 セントウル
8着 バラックパリンカ
9着 アドマイヤスコール
10着 ピンシェル
11着 カウディーリョ
12着 ウーリリ
13着 ディバインフォース
14着 タイセイモナーク
15着 アルママ
16着 トーセンカンビーナ