6月8日（木）門別競馬場で行われるた11R・北海道スプリントカップ（Jpn3・3歳上オープン・ダ1200m）で、圧倒的１番人気、横山典弘騎手騎乗、ニシケンモノノフ（牡６・栗東・庄野靖志厩舎）が、2着に４馬身差をつけて快勝した。2着に２番人気のショコラブラン（牡５・栗東・浅見秀一厩舎）、3着に３番人気のスノードラゴン（牡９・美浦・高木登厩舎）が入り、上位人気のJRA所属馬が順当に結果を残した。勝ちタイムは1:09.４（不良）レコードタイムでの決着となった。

門別の地でデビューしたニシケンモノノフが見事凱旋勝利を遂げた。スピードの違いを見せ、好スタートから先頭を奪い、ゴールまでハナを譲らなかった。中団にショコラブラン、後方にスノードラゴンとそれぞれのポジションで流れに乗り直線へ。直線では一気に差を広げ、あっという間に４馬身の差が開いてゴールした。

殊勲の横山典弘騎手は、
「強かったですね。四国で走った時にはフェブラリーステークスから疲れが抜けてないなという感じだったんですが、間隔をとってもらったので、今日は覇気がありました。スピードの違いでハナに立って今日はただ乗っかってるだけでした。返し馬に入ったら凄くよかったので、今日は何も考えず馬任せの強い競馬でした。まだまだ馬も若いので、スプリント戦ではもっとやれると思います。今日で賞金も加算出来たので、JBCスプリントに出れるならチャンスだと思うので楽しみです。ニシケンモノノフも故郷に錦を飾る感じで、勝てて良かったです。」

と嬉しい勝利を語った。

装蹄師・西内荘担当馬ショコラブランは2着となり、２度目の重賞挑戦でもキッチリ力を示し、今後へ向け明るい材料となった。