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【ばんえい・帯広記念】メムロボブサップ悲願の初制覇…古馬重賞完全制覇を達成

帯広記念・メムロボブサップと阿部武臣騎手 (C)ばんえい十勝

 1月2日、帯広競馬場で行われた8R・帯広記念(BG1・4歳上・ダ直200m)は、阿部武臣騎乗の1番人気、メムロボブサップ(牡10・ばんえい・坂本東一)が勝利した。2着にクリスタルコルド(牡7・ばんえい・西弘美)、3着にコウテイ(牡9・ばんえい・槻舘重人)が入った。勝ちタイムは2:29.6(馬場水分2.3%)。

 2番人気で赤塚健仁騎乗、タカラキングダム(牡6・ばんえい・村上慎一)は、4着敗退。

 多くの観客の拍手と歓声が響く中、スタートが切られたお正月大一番のレース。第一障害を先頭で越えたのはメムロボブサップ。下りた後、メムロボブサップが息を入れると後続が並び、ほぼ一団で進行。中間点を過ぎたあたりでメムロボブサップ、コウテイ、タカラキングダムの3頭が抜け出し、先頭が入れ替わりながらレースを引っ張る。各馬慎重に何度も息を入れながら進み、わずかにメムロボブサップが先頭で第二障害下に到達した。

 第二障害ではタカラキングダム、メムロボブサップがほぼ同時に仕掛け、コウテイ、クリスタルコルドと続くが、ひと腰では上がらず高重量戦だけに苦戦を強いられる。勢いをつけ障害を上がりきったメムロボブサップが先頭でクリア。2番手で下りたクリスタルコルドにじわじわとメムロボブサップがリードを広げるが、残り10mで脚が止まった。その隙に一気に先頭との差を詰めるクリスタルコルドだが、落ち着いて体勢を立て直したメムロボブサップが一歩一歩と力強く歩ききりゴール。3年連続2着の雪辱を果たす悲願の帯広記念初制覇を飾るとともに古馬重賞全制覇の偉業を達成した。

 2着にはゴールまで残りわずかのところで止まってしまうも体勢を立て直したクリスタルコルドが入り、3着には苦しくなりながらも懸命に歩ききったコウテイが入った。メムロボブサップを管理する坂本東一調教師、騎乗した阿部武臣騎手はともに帯広記念初制覇となった。

1着 メムロボブサップ
阿部武臣騎手
「本当に嬉しいです。本当に今年は辛い一年でしたが、最後になんとかここを目標に頑張ってきました。馬は休み期間が長かったのですが、前走レースで使ってみたら程々仕上がっている感じがして、調子はそんなに悪くない感じがしました。(自身のケガの)状態があまり良くなかったので、ばんえいグランプリでは騎乗したものの、その後少し休みを取り、この帯広記念に向けて色々やってきました。だいぶ痛みもなくなってきたので、何とか出たいと思い騎乗しました。今日は少し乾いた重い馬場だったと思います。ただ両隣が攻めてきていたので、自分も息を入れたつもりでしたが、ペースが速く感じながら騎乗していました。展開が速い分、第二障害で止まると思ってはいましたが、すぐ腰を入れてくれる馬なので、上手くクリアできればと思っていました。ゴール前ではしんどそうでしたが、後続との差があり、息を入れられたのが良かったです。ばんえい記念は昨年乗れなかったので今年は連覇めざして頑張ります。阿部武臣とメムロボブサップ、これからも良いレースを見せられるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」

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坂本師「障害を諦めない馬」

帯広記念 口取り (C)ばんえい十勝

坂本東一調教師
「今はパァッと花が開いたような気持ちです。十分な準備をしてきたのですが、レースとは何が起こるか分からないもの。調子は依然変わりなかったのですが、馬の筋肉がまだ重賞に慣れていない部分がありました。軽い馬場を予想していたのですが、前のレースを見て少し重い感じがしました。3頭並んで来たとき、レース展開が速く感じましたが、メムロボブサップはジョッキーを信じていますし、障害を諦めない馬なので、二腰目がはいったところで勝ちを確信しました。今後、ばんえい記念には万全な準備で挑まなければいけないと思っています。流れに任せながらも精一杯頑張ります。メムロボブサップも最後までやれると考えていますので、一緒に頑張っていきます。応援よろしくお願いします」

メムロボブサップ 114戦56勝
(牡10・ばんえい・坂本東一)
父:ナリタボブサップ
母:ピュアレディ
母父:アキバオーショウ
馬主:竹澤一彦
生産者:竹澤一彦

【全着順】
1着 メムロボブサップ
2着 クリスタルコルド
3着 コウテイ
4着 タカラキングダム
5着 キングフェスタ

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